2020年日誌 2月4日〜10日 米海軍、小型核弾頭搭載SLBM配備/日本製鉄が大合理化

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週刊『前進』04頁(3108号03面05)(2020/02/17)


2020年日誌 2月4日〜10日
 米海軍、小型核弾頭搭載SLBM配備/日本製鉄が大合理化


□米国防総省は、爆発力を抑えた低出力の小型核弾頭を搭載した潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を海軍が実戦配備したと発表した。低出力の小型核弾頭の潜水艦への配備は初めてといわれる(4日)
□トランプ米大統領の「ウクライナ疑惑」をめぐる上院の弾劾裁判で、権力の乱用などの訴追について無罪判決が下された(5日)
□中国湖北省の武漢市政府は、患者の治療中に感染した武漢市中心病院の李文亮医師が死亡したと発表した。李医師は新型肺炎の危険性を警告し、警察に処分されていた(7日)
□日本製鉄は、2基の高炉がある呉製鉄所を2023年9月末までに閉鎖し、和歌山製鉄所の高炉2基のうち1基を22年9月末までに休止するなどの合理化策を発表した(7日)
□沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設で、埋め立て予定地海域で防衛省の想定に反し、海面下70㍍より深い海底の地盤の「軟弱」を示すデータが検出されていたと判明(8日)
□新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大で中国からの部品の調達が困難になったとして、日産自動車は、九州の完成車工場(福岡県苅田町)の生産ラインを14日以降、一時停止させることを明らかにした(10日)
□三菱電機の社内ネットワークが大規模なサイバー攻撃を受けた問題で、防衛省は、流出した可能性のある情報の中に武器に関する「機微な情報」が含まれていたと発表(10日)
□トランプ米大統領は、2021会計年度(20年10月〜21年9月)の予算教書を示した。国防予算の規模を維持し、海外援助や社会保障の削減で財政赤字を減らす目標を掲げた(10日)

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