〝金がなくても学ばせろ〟 学費減免へ全国統一行動

週刊『前進』04頁(3172号03面02)(2020/11/30)


〝金がなくても学ばせろ〟
 学費減免へ全国統一行動

(写真 サウンドカーを先頭に、多くの若者でにぎわう京都・河原町を京大生らが行進し、学費無償化をアピールした【11月22日】)

 11月20〜22日、全学連が呼びかける全国統一行動「学費無償化STREET ACTION」が行われた。東京では21日に学費減免・渋谷デモ(写真1面)が、翌22日には京都・河原町で京大生を先頭にデモが行われ、広島(20日)、沖縄(21日)、仙台(22日)でも学生がスタンディングアピールに立った。
 東京では、デモに先立ち渋谷駅ハチ公前広場で街頭宣伝が、デモ出発地点の美竹公園で前段集会が行われた。前段集会では、首都圏の学生が「学生が力を持つことが今ほど必要な時はない」とアピールし、続いて京都大学と広島大学の学生がライン通話越しに発言。コロナ感染症で地域をまたいだ移動が難しい中でも、全国的なネットワークをつくって原則的かつ普遍的なテーマとして学費減免を訴えて闘う重要さが確認された。そして参加者は渋谷の街へ繰り出し、学生を先頭に約30人が「カネが無くても学ばせろ!」と訴えながら渋谷の街を生き生きと行進した。
 渋谷デモの特徴は、京都の学生の仲間から「輸入」したサウンドデモ形式であり、首都圏の学生単独では初の試みだった。台車に乗せたスピーカーからハウスミュージックを流し、それに合わせてデモ参加者がリズムよくコールしていく。サウンドデモは圧倒的に注目され、沿道から一緒に音楽にノってコールしてくれる人も多数あらわれた。かつてなく発信力が高く、かつ賑やかなデモに進化してうち抜かれた。
 コロナ禍での学生の困窮と学費減免の必要性は今年前半から広く言われていたが、学生の置かれた状況は全く改善していない。それどころか学生の孤立への不安や課外活動禁止への不満、「質の低いオンライン教育しか受けられない」「卒業論文の指導さえない」という怒りの声がますます広く深くなっている。全学連は今後も学費減免運動にこだわり、これを新自由主義大学に対する大衆的総反撃の突破口とする決意だ。
(首都圏学生・T)
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