団結ひろば 投稿コーナー

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週刊『前進』04頁(3217号04面04)(2021/11/01)


団結ひろば 投稿コーナー

11・7へ街宣でチケット続々
 東京東部 K・S

 街頭の反応がかつてないほどよい。10・23集会の直前の錦糸町駅前街宣では、午前の短時間で今までで最高の115筆の都立病院つぶすな!署名が集まった。
 翌日、新小岩駅前で11・7集会のチケットを売る街宣に出た。「五輪のツケをオレたちに回すな」「コロナ予算は85億、軍事予算は5兆7千億円」「墨東病院を守れ」の看板を見て、ビラを手にする人が多い。
 すぐに「今度の選挙で変わりそうですか」と声をかけてみた。軒並み「いやあ〜」という反応。「でしょう! だからもう自分たちで世の中変えようという集会なんです」と11・7集会の中身に。「立憲民主党? 共産党?」と聞いてくる人に、「いやもう議員はまったくダメだから、労働者がやるしかないと始めた集会です」「11月7日は空いていませんか?」と。
 労働組合の役員が2枚買っていった。若者とも議論になる。一番多くチケットを売った仲間は「反自民」を強調すると反応がいいという。結果は全体で9枚のチケットが売れた。
 総選挙は与野党一体で、何年かに一度、労働者人民を誰が踏みにじり支配するかを決める欺瞞(ぎまん)だ。だが同時に、この過程は民衆が一気に政治化する機会でもある。コロナ禍とオリパラで政府の正体を知った労働者階級は、与党も野党もまったく信用できない思いを膨らませている。ここに火を付け解き放つことが11・7大結集の道だ。

八尾北労組が定期大会開く
 八尾北医療センター労働組合 東 理恵

 10月20日、八尾北医療センター労働組合の第21回定期大会を同センター待合室で開催しました。地域の闘う仲間や送迎、清掃のボランティアの方が傍聴で多数参加されたことが組合員にとってとても心強い大会となりました。
 第1号議案「総括」ではコロナ禍で地域医療をひたすら実践したこと、8・8地域医療交流集会の成功、地域の共同闘争の発展(とりわけ「この場所にプレハブは必要ない」という八尾市長の部落差別発言を絶対に許さない全国水平同盟西郡支部との団結の強化)、改憲・戦争との闘い、差別・分断との闘いの前進などが報告されました。
 第2号議案は「情勢と闘いの方針」。岸田政権のもとで中国侵略戦争が切迫し、9月15日から陸自の大演習が実戦さながらに行われていることを暴き、労働者は今こそ戦争動員拒否で立ち上がろう、新自由主義を終わらせ社会を根底から変えよう、国鉄・関生闘争に勝利し11・7集会で全国・全世界の労働者とつながろうと訴えました。
 討論では、次々と発言がありました。ある執行委員は「八尾北は血の通った医療・介護をしており、患者さんに寄り添ってきた強みがある。今の社会では自分たちのささやかな幸せも脅かされている。これは社会のあり方にも及んでくるように思う。八尾北の取り組みを広げていきたい」と発言しました。
 1年間本当にコロナと向き合い格闘し、実践してきたことが議案書に「ぎゅっと」詰まっています。執行委員会で何度も議論を重ねてきたことも自信となり、組合員ほぼ全員の参加につながったと思います。11・7労働者集会には労組の旗とのぼりを林立させて登場したいと思います。

11月決起へ沖縄労働者集会
 沖縄労組交流センター I

 10月24日に中部で沖縄労働者集会を開催しました。11・7全国労働者集会から11・10沖縄全島ゼネスト50周年集会へ総決起を確認しました。
 司会の宮城盛光さん(国鉄闘争全国運動呼びかけ人)は、「動労千葉物販をもとにして、職場で階級的労働運動を目指して闘ってきた。また地域にも打って出てきた」「社会を変えるために、労働者の団結した闘いを」と訴えました。
 問題提起として、水島満久さん(元全駐労マリン支部副委員長)は、戦争に向けた動きが激しくなる中で、「基地労働者が動くとき、沖縄が動く」と喝破しました。そして今日のコロナ禍での基地労働者の闘いの指針として、71年5・19全島ゼネスト後の「毒ガス撤去」に対するAMMO分会の50日間のストライキ闘争を取り上げ、「この闘いが11・10全島ゼネストから72年の無期限スト、さらには基地内決起へと発展し、その中で青年労働者が労働組合の指導部に入っていった」と語りました。
 沖縄労組交流センター代表の柿本博人さんは、ゼネストを展望した職場での労働組合結成に向けた闘いを報告しました。労災を契機とした組織化への挑戦や青年労働者との論議などが報告されました。
 参加者との質疑応答では基地労働者の現状や労組結成に向けた課題などが出されました。また、NTTでのフレックスタイム制の導入による団結破壊や、郵政の土曜休配に伴う大合理化攻撃とその中での職場での矛盾の激化が報告され、闘う労働組合がすべての職場で求められていることを確認しました。

フェミサイドに全国で抗議
 全学連 川上芽生

 10月9日、全学連としてフェミサイド(女性を標的とした殺人)に抗議する全国一斉スタンディング街宣を主催しました。
 このスタンディングを行う契機となったのは、今年8月6日に小田急線の車内で男が乗客10人を切りつけた事件です。小田急線内刺傷事件は「無差別事件だ」と報道されていますが、まったく無差別などではありません。犯人は、車内の面識のない女子大生を執拗(しつよう)に刺し、「6年ほど前から幸せそうな女を見ると殺したいと思うようになった」「(被害女性が)勝ち組の女性に見えた」と供述しています。
 この事件直後、SNSでは「これはフェミサイドだ」という指摘が多くなされたことに対して、「犯人は非正規労働者で社会に不満があったから犯行に及んだ。女性差別は関係ない」「女だけでなく男も刺されているからフェミサイドではない」など、事件の背景にある女性差別を隠蔽(いんぺい)する言説があふれました。しかし、犯行動機に社会への不満があったとして、その怒りがこの格差社会をつくる資本家や政治家ではなく、より弱い立場を強制されている女性に向かっていることが、この新自由主義社会において労働者が差別によって分断されていることの現れにほかなりません。
 事件と一連の流れを受けて全学連はこのスタンディング行動を呼びかけ、全世界で繰り返され続け、またこのコロナ禍で急増しているフェミサイドや女性に対する暴力、それを隠蔽する社会に抗議する行動として貫徹しました。女性差別は家父長制―資本主義によって再生産され続けており、労働者階級がひとつになってこれを打倒する以外に女性の真の解放はありません。東京の行動では全学連の呼びかけに婦人民主クラブ全国協や労働者の仲間たちが応じ、階級的団結を軸に分断を打ち破っていく行動となりました。女子学生、女性労働者だけでなく、男子学生や男性労働者も性差別を支配・分断攻撃として捉え、「差別・分断打ち破ろう」「女性差別の根源は資本主義」などのプラカードを掲げ、力強いアピールを寄せました。
 用意したビラは全て無くなり、ビラを渡した人と討議になるなど、多くの注目と支持を集めました。この行動を大きな一歩に、全学連は新自由主義の矛盾を押し付けられている女性たちの怒りと苦しみに連帯し、さらなる女性解放闘争の実践に踏み出していきます。

沖縄県庁前スタンディング
 沖縄・学生 大垣健斗

 10月9日、沖縄では若い世代を中心に次々とビラが受け取られ、用意した100枚のビラは50分足らずで無くなりました。途中から飛び入りで参加した男性は「日本社会の女性差別は根深い。男性こそ声を上げなければ」と語りました。交差点で車内からエールを送ってくれる人も現れ、大きな注目の中でスタンディングをやり抜きました!
 沖縄では終戦直後から米兵・米軍属による女性暴行・殺害事件が繰り返し発生しています。2016年には、うるま市で当時20歳の女性が元海兵隊員の軍属に強姦(ごうかん)、殺人、遺棄される事件が起きました。加害者は「強姦殺人願望があり、あの場に居合わせた彼女の運が悪かった」「日本では性被害に対するスティグマがあるから逮捕されないと思った」と供述しています。この事件は基地被害であると同時に、明確なフェミサイドだったのです。
 現在、「左派」や「リベラル」と呼ばれる人々の中にさえ女性差別や女性の性被害を矮小(わいしょう)化しようとする動きがあります。参加した仲間は、「反戦・反基地闘争と一体の課題として、差別・分断を打ち破る闘いの先頭に学生が立とう!」と決意を新たにしました。

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