海兵隊演習許すな 日本原で2・11闘争 大行進・岡山が参加

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週刊『前進』04頁(3283号04面06)(2023/02/28)


海兵隊演習許すな
 日本原で2・11闘争
 大行進・岡山が参加

(写真 日本原をデモ【2月11日】)


 2月11日、岡山県北・日本原で、「中国侵略戦争阻止・日本原演習場撤去」「戦争に突進する岸田政権をたおせ」を掲げて、現地闘争が闘われた。日本原演習場では昨年に続き今年3月に5度目の米海兵隊の単独演習が強行されようとしている。これは中国侵略戦争に向けた米軍岩国基地の強化・拡大と一体の演習であり、同演習場での大規模演習の恒常化と反対運動の圧殺が狙われている。
 1969年の奈義町議会による「大日本帝国憲法復原」なる反動決議を弾劾して、翌70年から「紀元節粉砕!日本原演習場撤去!」を掲げた2・11現地闘争が闘われてきた。今年は岡山県北の自治体・教組などで組織する日本原共闘会議主催の集会が3年ぶりに開催された。大行進・岡山は200人の労働者に「中国侵略戦争阻止」と「G7広島サミット粉砕」を訴え、集会に合流した。集会後、広島をはじめ中四国各県から結集した大行進の仲間とともに、駐屯地ゲートまで1時間半のデモを貫徹した。
 日本原では演習場内耕作地を武器に、地元農民を先頭に実戦演習の拡大と対決し続けている。三里塚・市東さんの闘いと一つになり、戦争のための実戦演習の拡大を許さず闘おう。
(大行進・岡山 Y)

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