JP労組大会で宣伝 現場労働者の怒りと結び
週刊『前進』04頁(3403号02面05)(2025/07/07)
JP労組大会で宣伝
現場労働者の怒りと結び

(写真 JP労組大会に参加する代議員らに訴え【6月11日 高崎市】)
全国労組交流センター郵政労働者部会と改憲・戦争阻止!大行進ぐんまは6月11日、高崎市で開催されたJP労組第18回定期全国大会の会場前で、代議員に「郵政労働者は6・14反戦デモに立とう」と訴える大宣伝活動を闘いました。
JP労組は今回の定期大会に、ウクライナの郵便労組と通信労組の委員長を呼び、「戦火の中で物資を運んでいる」と戦争動員を賛美する「報告」を行いました。これは、日本帝国主義が第2次大戦下で労働組合を解散させて組織した逓信(ていしん)報国団のもとで、郵政労働者がアジア侵略に文字通り総動員された道と同じです。
郵政労働者に戦争動員を強いるJP労組本部執行部を弾劾し、6・14反戦デモを訴えるアジテーションに、会場の窓から多くの代議員が聞き入っていました。1千枚を超えるビラが受け取られ、国鉄解雇撤回署名も集まりました。
参加した仲間は「想像以上にビラが受け取られ、もらいに来た人も多かった。郵政労働者の過労死続出や運送事業許可取り消しへの現場労働者の怒りを感じた」と語りました。何よりも、労働者の怒りを「職場の問題」に閉じ込めるのではなく、郵政職場の圧倒的人員不足と強労働、不適切事案(運送許可取り消し)の真の元凶である日帝の中国侵略戦争を阻止する反戦闘争への決起を訴える宣伝闘争が決定的でした。
6・14闘争の地平で、反戦闘争の空前の爆発をかちとろう!
(改憲・戦争阻止!大行進ぐんま 田島俊昭)