日米豪演習中止を にいがた大行進が申し入れ
日米豪演習中止を
にいがた大行進が申し入れ

9月1日、改憲・戦争阻止!にいがた大行進は、日米オーストラリア共同演習「オリエント・シールド25」反対の申し入れを国土交通省新潟空港事務所と自衛隊新潟地方事務所の2カ所に行いました。この共同演習は9月16~24日、新潟県の関山演習場を主会場に行われ、今回初めて豪陸軍が参加する合計2100人の大演習です。同時期に開催される「レゾリュート・ドラゴン25(米海兵隊と陸海空3自衛隊の実動演習)」と一体の中国侵略戦争準備の戦争訓練です。
戦争阻止の決意をみなぎらせ、まずは新潟空港事務所へ申し入れ。申入書を読み上げた後、30分間のやりとりで当局は重大な発言をしました。私たちが「民間空港である新潟空港を軍事目的で使わせる法的根拠」をただすと、「オーストラリアとの物品役務相互提供協定に則っている」と返答。すかさず「特定利用空港になっていないのにおかしいではないか」と追及すると、「特定利用空港は自衛隊と空港の関係を定めたものなので、豪軍はそれに当たらない」と言い、逆に「軍事利用ができない法的根拠を示すよう」に聞き返してきました。
とんでもありません。いつから「民間施設の軍事利用が当たり前」になったのか! 戦時体制そのものではないか! 怒りを爆発させ、徹底追及しました。
その後、自衛隊新潟地方事務所に申し入れ、「陸上自衛隊の演習になぜ航空自衛隊の京都府の基地が加わるのか? Xバンドレーダーの基地だからレゾリュート・ドラゴンと一体で演習しているのではないか?」と追及するも、終始だんまりを決め込む始末です。
9月15日には新潟市内でスタンディング、上越市内では抗議集会が開かれる予定です。10・5反戦デモへ全力で闘おう。
(にいがた大行進・坂井五郎)