石田反革命を完全打倒し10・5へ
石田反革命を完全打倒し10・5へ
革共同第35回全国委員会総会(35全総)は、中央学生組織委員会(SOB)議長で元政治局員・石田真弓が組織した反革命「蜂起」を粉砕した。女性解放組織委員会指導部でもあった石田は、「革命党幹部」としての地位・権威をもって行った女性差別・性暴力の免罪のために党破壊を策動したのだ。石田一派は大衆運動の現場にも登場し闘争破壊を策動している。石田反革命の完全打倒へ、マルクス主義学生同盟・中核派、革共同東京都委員会、革共同関西地方委員会・蜂起者Ⅱからのアピールを掲載する。(編集局)
労働者同志と固く結びつき石田一派粉砕!日帝打倒へ
マルクス主義学生同盟・中核派
まず冒頭、学生戦線指導者・石田真弓(元中央学生組織委員会議長)による性加害を許してしまったこと、そしてその加害への自己批判を拒否し、被害者に告発を「撤回」させ党破壊を企(たくら)んだ石田とその取り巻きどもという最悪の女性差別集団を学生戦線内部から生み出してしまったことを、全党の同志と全国の労働者・学生・人民、共闘諸団体のみなさんに深くお詫(わ)びします。
われわれマル学同中核派は、差別が極限まで激化する「戦争か革命か」の時代に、反革命私兵集団・石田一派を徹底的に打倒し抜き、革命的女性解放闘争を闘う主体として自らを再確立し、中国侵略戦争阻止、日本帝国主義打倒の内乱的闘いへ驀進(ばくしん)することをここに誓います。
石田延命のため性加害を擁護
石田一派の本質は「石田の性加害の擁護」であり、石田の延命だ。政治局の一員として34全総で革命的女性解放闘争の路線を提起した石田は、自らのこれまでの性加害が告発・糾弾されるや、全党の怒りが自らに向けられることに恐れおののいた。石田自身が「除名もやむなし」とまで言っていたにもかかわらず、35全総を目前に告発者に接触して告発を「撤回」させ、さらにSOBメンバーを私兵化した。
35全総当日、石田一派は「性加害の事実を石田本人は認めているが、告発者が告発を撤回しているのだから石田処分(=全役職解任と自己批判への専念)はおかしい。石田を処分した政治局の方こそ全員辞任せよ」などという倒錯した政治局打倒文書を配布し、35全総で石田への処分をひっくり返そうと画策した。しかし、長年にわたり女性同志への性暴力を隠蔽(いんぺい)し、被害者を抑圧してきた党のあり方を真摯(しんし)に見据え、革共同の自己変革のために格闘してきた全国の同志(とりわけ女性同志)たちに、そんなものは通用しなかった。35全総の開催・議事を妨害し、党破壊の場にしようとした極悪の反革命・石田一派の私兵どもは、女性の労働者同志たちを先頭とした怒りの総決起で、一人残らず前進社=革命党本部から叩(たた)き出された。
うそとごまかしで学生を「組織」
前進社からみじめに叩き出された石田一派は、そこでようやく全国のマル学同メンバーと連絡を始めた。「地区党などから連絡が来ても応じないで」などとあからさまな「組織指導系列の濫用(らんよう)」をした上で、35全総の場で配布した前述の倒錯した文書だけを見せ、「(マル学同メンバー含め)学生は全員除名された(→実際に除名されたのは石田だけだ)」「性加害の実態をつづった文書を全党にばらまかれた(→実際は35全総に責任をとる指導部会議で回覧されたのみだ)」など、うそ・ごまかし・印象操作を交えながら「女性差別者集団である政治局につくか」「石田一派につくか」を学生党員に迫った。まさに詐欺師のやり口だ。
さらに、35全総後に9・11~12全学連大会へ学生を組織化する過程では、「大会で会って話せば分かる」という態度で真実を学生大衆から隠し、だまし討ち的な組織化を進めていた。しかも、全学連大会では加害者である石田の名前すら伏せられ、「自己批判」中のはずの石田が平然と出席する中で「政治局打倒」が提起されるという異常なあり方だった。
また、大会日程を急きょ変更して設定された2日目の「マル学同総会」なるものでは、今回の反革命「蜂起」に批判的なマル学同メンバーは事前に排除され、その後も組織内で石田一派を批判する学生党員は「スパイ」扱いされるなど、石田一派の組織規律は崩壊状態だ。これこそ本当の「スターリン主義的」組織運営だ。
極めつきは、35全総で配布された前述の政治局打倒文書の素案を執筆したのは、女性差別・性加害により「自己批判」中だったはずの石田その人だというから許しがたい。反革命「蜂起」前後に石田が陣頭指揮をとり、「〇〇を獲得せよ」「全学連大会議案の〇〇の部分に補足を入れろ」とあからさまな「指導行為」を行っていたことも確認されている。こんなふざけた話があるか! こんなやつらの主張する「女性解放闘争」のどこに正しさがあるのだ! 性加害者・石田の免罪のためだけに党を破壊する反革命集団=石田一派を、われわれは断じて許さない。
10・5―11・2に全国から結集を
石田一派による革命党破壊策動、また、全党とりわけ女性同志が血のにじむ思いで積み上げてきた革命的女性解放闘争の地平を解体しようとする策動は、その初動で完全粉砕された。その原動力は、関西で革命的女性解放闘争を闘ってきた女性同志たちであり、その闘いに獲得され党の自己変革の闘いを革命的共産主義者としての自己の変革をもかけて苦闘してきた全党の女性・青年・労働者同志たちだ。ここと固く結びつくことに、党の変革・飛躍、社会の根底的変革をかちとる展望がある。
全同志・全国学生に訴える。10・5渋谷反戦闘争を首都を揺るがす実力闘争として爆発させ、11・2労働者集会へ攻め上ろう。革命的女性解放闘争の解体を策動する反革命私兵集団・石田一派を完全に打倒し、米日帝の中国侵略戦争阻止―世界革命へ突き進もう。これがマル学同中核派の決意だ。
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女性同志の命がけの決起に肉薄し党の変革へ闘い抜く
革共同東京都委員会
革共同東京都委員会は、反革命・石田真弓を白日の下に引きずり出し、完全粉砕することを宣言する! 革命党内で石田反革命を内包させてきたことを自己批判し、血の海に沈めるまで闘い抜くことが、労働者階級に対する革命党の使命である。石田よ! お前を絶対に許さない!!
石田は、政治局の一員であり、女性解放組織委員会の指導部でありながら、自らの変革を脇において、実に4年以上にもわたって告発者に対して女性差別・性暴力を行い、隠蔽し続けてきた。しかも、石田は中央学生組織委員会議長という立場を利用して行っていたのである。だが石田は、自己批判に専念するための政治局解任決定に従わず、自らの保身のために、「作戦memo」を作って自らは後ろに隠れながら告発者と学生グループをたきつけ前面に押し立て、35全総と革命党そのものを破壊しようとしたのである。未来永劫(えいごう)許されない極悪の反革命の所業である!
しかし、35全総開始直後から、女性同志たちを先頭とした全国委員の怒りによって石田本人が会場に引きずり出された。石田は「自己批判」なる弁明を話せば話すほど自らの保身と醜悪さをさらけ出した。そして全国委員全体の力で議場からも前進社からも叩き出されたのだ。石田擁護と党破壊に手を染め、引きずり出された学生が「学生がいなくなって青年・学生・女性の党と言えるのか」とまくし立てたが、ふざけるな! 地区党の労働者こそが、陸続と決起してくる学生・青年・女性を、労働者階級を組織する! もはや反革命の側に転落した分子どもが労働者階級に「革命」を語るなど断じて許さない! これが都委員会としての断固とした回答である。
労働者蔑視許すな
この35全総の石田反革命との闘いの先頭に立ったのが、34全総での関西女性同志を先頭にした蜂起者の闘いに続けと決起した全国の女性同志、労働者同志である。34全総は、党の生まれ変わりとして、真の女性解放こそ共産主義革命の核心をなすものであることを明確にさせ、党中央への自己批判を強制することで、文字通り党変革、革命的女性解放闘争の再出発となった。
34全総以降の半年間、自己の曖昧(あいまい)さや逡巡(しゅんじゅん)を一切許さず、自らの変革を党変革の闘いとして位置づけ、革命的女性解放をかけて闘った。関西女性同志の闘いを我がものとして、自らの変革をかけて立ち上がった女性同志たちは、自己批判や討論を何回も重ね、今も党の闘いを牽引(けんいん)し続けている。この存在こそ真の女性革命家の姿であり、労働者階級そのものだ。
さらにこの闘いを支え抜いたのは、党内の性暴力・女性差別・抑圧に対し「こんな党で、革命などできるか!」と三十数年にわたり党中央に対し突きつけ変革を強制してきた女性同志の存在だ。東京都委員会は、この共産主義者としての党変革の命がけの闘いに肉薄し、34全総の地平をとことん発展させ石田反革命を完膚無きまでに粉砕し抜くことを誓う。
石田に組織された学生グループは、労働者階級の闘いに確信を持つどころか、35全総の会場で「理論水準が低い」とまくし立てた。なんという労働者蔑視か! しかし35全総の場で、全国委員の労働者同志たちが一人たりとも石田一派の言葉にだまされなかったのは、日々職場で資本と闘いながら、ビラやアジテーションで労働者の心に響く言葉で訴えてきたからであり、そこに共産主義者としての思想と信念を貫き通す労働者階級への揺るぎない信頼と確信があるからだ! 革命党として、労働者階級に対して最も意識しなければならないのは、ストレートな言葉で大衆に革命の萌芽(ほうが)を呼び起こさせることである。それが真の共産主義者の姿であり、最も労働者階級を獲得することができるのだ! 労働者蔑視の石田反革命に、労働者人民を獲得することなど絶対にできない! 全労働者階級の前に胸を張って登場することができない石田に女性解放を語る資格などない!
革命に必要な闘い
戦時下で開催された35全総において、革命と反革命が激しく対峙(たいじ)し分岐する情勢が生み出された。石田反革命の党破壊に対し、女性同志が「政治と暴力の奪還」の闘いとして、労働者階級の根源的な怒りを叩きつけたのだ! 35全総を、革命的女性解放闘争が反革命を粉砕した歴史的な勝利として確認しよう!
革命的女性解放闘争は、共産主義の闘いそのものである。「被害当該に寄り添う」と言いながら女性差別加害者である石田を擁護する学生グループは、革命党を解体する「沼地」に引きずり込もうとするものだ。大事なことは、革命運動に常に身を置き、階級に検証されながら、ブルジョア思想との絶えざる意識的対決をもって自らを共産主義者として打ち立てることなのだ!
35全総での石田反革命との激突・粉砕は、闘う中国・アジア人民と連帯し侵略を内乱へ闘う革命党にとって必然の闘いとしてあった。断固この道を邁進(まいしん)しよう! 革命的女性解放の更なる推進で、革命を実現する党へ飛躍しよう!
パレスチナ連帯・中国侵略戦争阻止、日本帝国主義打倒の10・5首都反戦大デモで労働者階級の暴力を復権させ、実力闘争の発展をかちとろう! その力で11・2全国労働者集会6000人結集を実現しよう! 東京都委員会はその先頭に立つ。
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血と涙を流して切り開いた闘いを絶対に後退させない
革共同関西地方委員会・蜂起者Ⅱ
まず初めに、石田を絶対に許さない!
全ての権力を振りかざし、数々の女性差別・性暴力、抑圧を行ってきたことを開き直っている! そして34全総も提起したのにもかかわらず、自らが背反し、全てを裏切った。石田! 死んでもお前を許さない!
私は関西組織問題の当該であり、35全総で現れた石田反革命に対して、34全総の実践として最先頭で闘い抜いた蜂起者の一人です。
石田の女性差別・性暴力の被害当該が書いた告発文を読んだとき、石田に腹の底から怒りを感じた。あの告発文書は彼女の血の叫びだと思った。関西の組織問題で蜂起する11・28(地区に関西女性差別事件の告発文が提起され、旧指導部に活動停止処分が下された決起)までの約1年間、加害者(OZ)からの性暴力を見据え、怒りを持って対峙できなかった私に対して関西の女性同志らが怒りを与えて奮い立たせてくれたことを東京の女性同志らが被害当該である彼女に実践していた。しかし、その血の叫びはどこに行ってしまったのか、悔しくて仕方がない。彼女の根底的な怒りを取り戻させるために、私は当初は35全総に参加する予定ではなかったが、参加することを決め、関西の仲間と共に東京に向かった。
35全総の場で、石田本人を連れてこさせ、壇上で発言させたが、本当にふざけきっていた。まず党の全国委員会総会という場であるのにもかかわらず、被害当該のことを本名で呼ぶ。それを弾劾したら「一人の人間として向き合って自己批判をしている」からだと。一人の人間として見ていると言いながら、彼女を「同志として見ていない」「所有物にしてきた」ということを露呈した。怒りをこらえ切れず、壇上に立っていた石田に駆け寄り、弾劾し続けたが、石田は能面みたいな顔をしてうなずくだけだった。
被害当該の告発文書では、石田は自分のことをOZと同じだと言っていたことが書かれているが、35全総の場では一切認めなかった。「罪の重たさを自覚している」と言いながらも、「当該が許している」「当該自身が単純化しないでほしいと言っている」ことを利用して、自分の階級犯罪を見据えようともしないふざけきった石田の姿だった。石田が謝罪・自己批判する相手は、被害当該、私たちだけじゃない。階級全体に対して謝罪・自己批判するべきだ。
石田の私兵となったSOBに対しても怒りは絶えない! 35全総で現れた石田はじめSOBの行動は、自分たちがやってきた闘い、そして関西組織問題で切り開いた地平を全て裏切る行為である! 断じて許すことはできない! あるSOBのメンバーは、関西で共に蜂起した女性同志や私に向かって、「34全総は石田がやった」と言い放った。にらみつけたら慌てて思い出したかのように、「二人の決起があったからです」と言った。これまでの闘いをなんだと思っているのか! 我々をなめるのもたいがいにしろ!
そして、関西のSOBよ! 関西組織問題で共に闘ってきたにもかかわらず、35全総の場で特に石田を擁護して、最先頭で守っていた。なぜ石田への怒りが出てこないのか。石田擁護になるのか。関西SOBの一人は目の前で私に「この決起は第二の11・28蜂起だと思う」と直接言ってきた。ふざけるな! 石田の性暴力を擁護する反革命的蜂起と11・28蜂起が同じだと思うのか⁉ いったいこれまで間近で何を見てきたのか。
そして関西組織問題で11・25―11・28を共に闘ってきた戦友たちよ。11・28、私が蜂起した後、政治局の一員であった石田にK(関西SOB)が話したことで政治局に伝わった。次々とOZそして関西の旧指導部が自己批判に専念するため、役職解任・活動停止と処分が下された。その時に私が「役職解任なんて求めてない。11・28文書を撤回する。(好意を持っていた)OZからの性暴力なんてなかった」と言ったら、「当該の言っていることだから」と言って撤回させたのか⁉ 「(OZ、関西の旧指導部に対して)もっと怒りを持て! 打倒し抜くのだ!」と私を奮い立たせたのではなかったか⁉
実際、これまで私がOZや関西の旧指導部の糾弾会や自己批判書に対して、消耗し、くじけた時、奮い立たせてくれたではないか! 今までの闘いは何だったのだ! 私はお前らの裏切りを絶対に許さない!
「当該の苦闘に肉薄する」「当該に連帯する」とは、何なのか。単に当該が言った通りに闘うのでは決してない! 共産主義者として自らの存在をかけ、共に血を流してでも闘い抜くことではなかったのか!
35全総の場で反革命蜂起に加わったSOBの全員を叩き出し、被害当該が一人残った。多くの女性同志が駆け寄り、私が彼女の左手、関西の女性同志が右手を握り、「一緒に革命的女性解放闘争を闘おう! 石田を打倒しよう!」と訴え続けた。しかし、彼女はあいまいな返事で、握っていた手を彼女自らが振り払い、最後には「私のやったことは間違っていない」と言って、自らの足で去っていったのだ。私含め、周りにいた女性同志らは、石田を擁護し、もはや反革命となった彼女を止めることはしなかった。
彼女は、石田からの女性差別・抑圧と性暴力を与えられ続けてきたなかでやっと怒りを取り戻して、告発文も書いた。被害者でもある。しかし35全総で彼女やSOBがやったことは階級への裏切りであるし、絶対に許されない。
政治局から石田反革命打倒の声明は出ていて、「被害者に対してはどうなのか」というところはあると思うが、まずもって、彼女は被害者ではあるけど反革命になり果ててしまった。その反革命性を打倒しないといけないことをはっきりさせなければならない。そこを抜きに共に闘うことはできない。
34全総を受けて党員一人ひとりが問われ、必死に変革しようとしてきた。しかし、「自分は先頭に立っている」という石田自身が一番当該に肉薄しようともせず、すり抜けていたのだ。関西女性差別事件と石田の女性差別・性暴力は党内で起きたことで、党内であるからこそ怒りをもって告発することの難しさはある。その上で、好意を持っている相手による性暴力を認め、「自分が被害者である」と自覚する難しさと苦しみは自分もすごくあった。しかし、そこから逃げず、自らの手で汚物を振り払ったからこそ、私は今闘えているのだ!
私が闘えているのは、私一人の力では全くない‼ 関西の仲間や多くの全国の仲間・マルクス主義青年労働者同盟の仲間が共に闘い、支えてくれているからだ。今や裏切られた学生も、これまで共に闘い、大きな支えだった。だからこそ今、怒りと悔しさでいっぱいである。
最後に、34全総路線に背反した石田、そして当該と連帯すると言いながら石田を擁護している連中を絶対に許さない! マル青が先頭に立って革共同全体で石田反革命と徹底的に闘い、断固粉砕しよう!
我々が血や涙を流して切り開いてきた闘いを決して後退させない!
党内外における女性差別・性暴力事件を二度と繰り返さない、繰り返させないために男性指導部の変革、党全体の変革を勝ち取り、真の革命的女性解放闘争を爆発させよう!
10・5―11・2、青年・学生・女性の隊列を登場させよう! 10・11関西女性反戦集会を断固闘い取ろう! あらゆる差別の元凶であるこの資本主義・帝国主義、この国家を打倒・粉砕し、革命を必ず実現しよう!