核戦争阻むのは今 「ヒロシマの怒り」示す

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週刊『前進』04頁(3424号02面03)(2025/12/01)


核戦争阻むのは今
 「ヒロシマの怒り」示す

(写真 原爆ドーム前からデモに出発。これまでにない注目と声援、激励が寄せられた【11月23日 広島市】)

 広島市内で11月23日、反戦デモが闘われた。原爆ドーム前には、18日の8・6広島暴処法弾圧裁判での反動判決に怒りを燃やす仲間が結集した。
 デモ前のリレートークでは、8・6ヒロシマ大行動実行委員会事務局の宮原亮さんが基調報告を行った。宮原さんは「中国侵略戦争は核戦争として準備されている。トランプの核実験再開指示に続き、高市は安保3文書からの『非核三原則の堅持』の削除を狙い、小泉は『今までの制約を取り払う』として原潜保有を推し進めようとしている。核戦争を止めるため、反戦闘争に立ち上がるべき時は今だ」と訴えた。
 婦人民主クラブ全国協議会広島支部、広島連帯ユニオンの仲間は、高市政権に対する「ヒロシマの怒り」を爆発させ、差別・排外主義と真っ向から対決して国際連帯で闘おうと訴えた。8・6ヒロシマ暴処法弾圧を許さない会は控訴審を断固闘う決意を表明した。
 多くの労働者人民が立ち止まって訴えに耳を傾け、多くの外国人がエールを送ってくれた。市内中心部へのデモでも圧倒的な注目と声援、激励を受け、本通り入り口では極右・日本保守党の街宣を圧倒した。
(8・6ヒロシマ大行動実行委員会 奥村毅)
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