沖縄闘争の圧殺許すな 「オール沖縄」の破産つき破り闘おう

週刊『前進』04頁(3433号02面02)(2026/02/09)


沖縄闘争の圧殺許すな
 「オール沖縄」の破産つき破り闘おう


 アメリカ帝国主義がNSS―NDSを発動し、中国侵略戦争―世界戦争に全面突入する中、沖縄はその最前線となる「第1列島線」の要衝とされている。日帝・高市は第1列島線の「第一次的責任」(NSS)を負うために、安保3文書抜本改定を推し進めている。中国侵略戦争を阻む最大の激突点こそ沖縄だ。

反戦反基地闘争に敵対する小泉

 日帝・高市は中国侵略戦争に突入する中で、防衛相・小泉を先兵にして沖縄の反戦反基地闘争の根絶へ全力を挙げている。断じて許してはならない。
 小泉は昨年11月、先島諸島を訪問し「前線視察」を行った。沖縄県議会で10月に陸上自衛隊のエイサー祭りへの参加に対する抗議を「職業差別だ」とする決議が上がる中、1月7日の沖縄訪問時には「自衛隊員やご家族に対して『人殺しの練習をやっている』という心ない言葉がある」「自衛隊への応援が聞こえるよう力を尽くす」と言い放つなど、繰り返し反戦反基地闘争への憎悪と敵意をむき出しにしている。〝戦争で沖縄が再び犠牲になるのは当然だ〟と国家主義をあおり立てているのだ。
 そして小泉は衆院選の公示翌日の28日、真っ先に沖縄の応援演説に駆け付けた。辺野古新基地建設を巡り「オール沖縄」が破産する中、これにつけこんで「移設推進か、止めるのか、一致した見解を示せないところに議席を多く与えれば、安全保障が揺らぐ」とまくしたてた。沖縄人民の反基地闘争の「戦意」をくじき、今ここで辺野古新基地建設反対闘争を崩壊させようと乗り込んだのだ。
 だが、オール沖縄の一角をなす「中道改革連合」は辺野古新基地建設容認である。オール沖縄の破産と崩壊は衆院選で一層明らかとなった。1月25日投開票の名護市長選挙でも、オール沖縄の候補が1万票近い差で大敗した。小泉の国家主義・祖国防衛主義の扇動に屈服し破産したのだ。
 沖縄人民の根底的怒りを解き放ち闘うために、「中国侵略戦争阻止」「安保粉砕・全基地撤去」を真っ向から掲げ安保・沖縄闘争の大爆発をかちとることが今こそ求められているのだ。

EABO想定の日米演習粉砕を

 総選挙の最中でも日米共同訓練が激化している。
 米軍は2月3日、嘉手納基地での落下傘降下訓練を強行した。日米合意で訓練の実施場所とされた伊江島補助飛行場の補修工事が終わったにもかかわらずだ。
 沖縄・九州や岩国では2月11日から3月9日にかけて日米共同演習「アイアン・フィスト26」が過去最大規模で行われる。その主眼は米海兵隊の中国侵略戦争作戦「遠征前進基地作戦(EABO)」の訓練である。佐賀駐屯地の陸自オスプレイが初めて沖縄米軍施設で訓練を実施する。EABOの主力を担う陸自第15旅団(那覇駐屯地)も26年度中に約4千人規模へ増員し「師団」化されようとしている。今こそ反戦反基地闘争に立ち上がろう!
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