ミャンマー反革命クーデターから5年 独裁軍「総選挙」は無効 怒りの抗議、大使館を直撃

週刊『前進』04頁(3433号04面03)(2026/02/09)


ミャンマー反革命クーデターから5年
 独裁軍「総選挙」は無効
 怒りの抗議、大使館を直撃



(写真 在日ミャンマー人800人が抗議デモ。大使館におしかけ「総選挙」を弾劾した【2月1日 東京都品川区】)


 2021年2・1クーデターから5年となる2月1日、世界各地でミャンマー独裁軍に対する抗議行動が闘われた。東京では品川区内で在日ミャンマー人コミュニティ主催の集会が開かれた。青年・女性を先頭とする在日ミャンマー人800人が集まり、独裁軍が居座る在日ミャンマー大使館へ抗議デモが闘われた。
 クーデター以降、独裁軍による空爆・焼き討ちにより国内・国外あわせて460万人以上が避難民となり、1万2千人以上が命を奪われた。集会では黙とうの後、クーデターを弾劾し、「私たちミャンマー人は、ミャンマー軍に対し、暴力行為を直ちに停止し、兵士が国民統一政府(NUG)に合流して国民の側に立つことを強く求めます」と呼びかけた。ここ数年、独裁軍に強制徴兵された青年が3万人にも上る。
 そして、日本政府に対し、「アウンサンスーチー氏を含むすべての政治囚の即時釈放、死刑執行の即時停止に向けた実効性ある支援を行うこと」「国民の意思に反して一方的に行われたミャンマー軍による不公正な選挙結果、それによって成立する見せかけの民政移管政権を決して認めないこと」「すべての政府開発援助(ODA)を直ちに停止すること」などを要求した。しかし、中国侵略戦争に踏み出した日本帝国主義・高市政権こそ独裁軍を支える張本人だ。闘うミャンマー人民との連帯にかけて中国侵略戦争阻止、日帝・高市政権を打倒しよう。
 民主派を排除した「総選挙」が1月25日に終了し、議席の8割を親軍派が占めた。軍総司令官ミンアウンフラインが「見せかけの民政移管政権」の大統領に就くための茶番であり、絶対に認められない。
 選挙が実施できたのは全国330郡区のうち約200郡区だというが、NUGが実効支配し選挙が実施できない地域には月250回もの空爆が、病院や学校などに繰り返された。さらに「投票しなければ徴兵だ」と脅し、投票妨害や破壊活動に対し最高で死刑という法律で400人以上が検挙されたという。11月中旬には総選挙批判のポスターを掲示したとして拘束された10~20代の青年3人に禁錮42~49年の判決が出された! 今回の低投票率54%は、ミャンマー人民の不屈の抵抗闘争の結果だ(民主派が圧勝した20年11月の総選挙の投票率は72%)。
 在日ミャンマー人は、この5年で4倍に増え、16万3千人を超えた。闘うミャンマー人民の「春の革命」=民族解放・革命戦争と連帯し、反戦闘争を大爆発させて、アジア唯一の帝国主義・日帝を打倒しよう。

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