今夏反戦反核闘争の歴史的大高揚へ 中国侵略戦争阻止の反戦闘争の本格的大衆的発展をかちとろう
今夏反戦反核闘争の歴史的大高揚へ
中国侵略戦争阻止の反戦闘争の本格的大衆的発展をかちとろう

「アメリカ帝国主義の中国侵略戦争―世界戦争を反帝・反スターリン主義世界革命へ!」「闘う中国人民・アジア人民と連帯し、日帝の中国侵略戦争突入を内乱に転化せよ!」のスローガンを掲げ、「第二の結党」的に闘い取った革共同第10回全国大会から4カ月。米帝のイラン侵略戦争突入と中国侵略戦争―世界戦争情勢の激しい進展に対して、革共同は3・20日米首脳会談粉砕闘争、4・29「昭和100年式典」粉砕闘争、5・15沖縄闘争を結節点的闘争として打ち抜き、6・14闘争を中国侵略戦争阻止の中央反戦政治闘争として、2026年前半における運動と党建設の集約点として設定して闘いぬいてきた。この6・14闘争に集約された現在のわれわれの到達地平をしっかりと踏みしめ、総括して7~8月反戦反核闘争の大高揚から中国侵略戦争阻止の反戦闘争の本格的・大衆的発展をかちとっていこう。
一、10回大会路線貫いた6・14
6・14闘争は、10回大会路線―「二つのスローガン」のストレートな実践、その革命的発展をかけて組織され、1千人の結集をもって、中国侵略戦争―世界戦争阻止の反戦闘争の巨大な爆発への突破口を切りひらいた。イラン侵略戦争情勢も決定的契機として不可逆的に進行する中国侵略戦争―世界戦争の激化、日本帝国主義・高市政権の改憲・安保3文書改定―中国侵略戦争への突進、国会をとりまく青年・女性の怒りの行動がわき起こる歴史的情勢の中で、帝国主義体制を前提にしたスターリン主義的な「平和擁護運動」ではなく、中国侵略戦争阻止・帝国主義打倒の反戦闘争の立場と展望を鮮明に党派闘争的に提起して闘った。
6・14闘争の内容は、1年前の6・14から革命的に「一変」した。「7回大会路線の根本思想」の全党的な自己批判的打倒を通して「血債の思想」と「連帯し、侵略を内乱へ」の路線を取り戻し、10回大会路線を確立して闘ってきた党と運動の革命的前進の地平を示したのである。この間の党の変革と闘争を牽引(けんいん)してきた女性同志、学生・青年が、党と大衆運動の新たな指導部として力強く登場した。主催の改憲・戦争阻止!大行進からの鮮明な開会宣言と基調報告、動労千葉・関道利委員長のアピール、三里塚、沖縄、広島、横須賀からの闘いの訴え、在日イラン人から帝国主義国人民への連帯と決起を求める渾身(こんしん)の叫び、ストで実力で闘う青年の新たな決起と指導部への飛躍、そして腐敗と転向を極める石田一派の対極で党の路線を体現し階級の先頭で闘う部隊としての闘う全学連の登場。そのすべてに中国侵略戦争阻止の反戦闘争の路線、「連帯し、侵略を内乱へ」の路線が大衆的獲得力をもって貫かれた。青年・学生を先頭とする第1梯団(ていだん)の白ヘル部隊の戦闘性(力)は、昨年を完全に超えて機動隊を圧倒し、侵略と反動の牙城(がじょう)・米大使館と首相官邸へ怒りのデモを貫徹した。
この6・14闘争から中国侵略戦争阻止の反戦闘争をさらに数千、万の規模で、本格的大衆的運動として発展させていくために何が必要か。いま国会前には数千、万の規模で青年・女性が高市の改憲・戦争の攻撃に怒りと危機感をもって繰り返し結集してきているが、そこにおいて大きな影響力をもっているのは「帝国主義体制の下でも平和は可能」「日本は平和国家」などという日本共産党スターリン主義や小ブル平和主義のイデオロギーである。このようなイデオロギーや、「平和憲法」「9条」を守れという運動、現体制での平和擁護運動にとどまる限り、排外主義、祖国防衛主義、国益主義をふりかざしての帝国主義の中国侵略戦争を阻止することはできない。いま始まっている戦争が帝国主義の危機と矛盾の爆発としてあること、この戦争に反対を貫くためには侵略と戦争の根源である帝国主義の打倒まで闘いぬく必要があること、帝国主義打倒の闘いに敵対するスターリン主義を打倒しなければならないこと----これらの真実を、行動を開始している青年・学生・女性たちに真っ向から提起し、大衆の中で徹底的な党派闘争を貫徹し分岐をつくりだしていくことが必要だ。機関紙活動、機関紙でのオルグこそその中心的活動だ。
「憲法9条守れ」の「平和擁護運動」から中国の脅威をあおる排外主義や祖国防衛主義、国益主義に反対し、侵略と戦争の元凶である帝国主義そのものの打倒、「連帯し、侵略を内乱へ」に向かって闘う反戦闘争に決起することは、決定的な飛躍を要する。だが、戦争は絶対反対だ、本当に戦争を止めたいと、戦争を止めるためなら何でもする、すでにそのような決意をもって立ち上がっている青年・学生・女性、労働者人民に対して、党が反帝・反スターリン主義、「血債の思想」「7・7自己批判」の揺るぎない綱領・路線、思想をもって、機関紙をもって、中国侵略戦争阻止を真正面から訴え、真剣に働きかけ、組織していくならば、必ず獲得できる。そのような働きかけを待っている人々、すでに革命的決起の準備ができている大衆は、膨大な数で存在しているのだ。
7月東西女性反戦行動、そして8・6広島を頂点とする今夏反戦反核闘争の組織化へ全党は総決起しよう。
二、中国侵略戦争阻止の死活性
(1)われわれは米帝の中国侵略戦争―世界戦争の開始、日帝の中国侵略戦争への全面的参戦・突入という情勢について繰り返し明らかにしてきた。この情勢は10回大会から今日までのわずか4カ月の間だけでも、激烈に不可逆的に進展している。この情勢の超重大性について徹底的に認識を深め、今ここで中国侵略戦争―世界戦争=核戦争阻止の反戦闘争を本格的に大衆的規模でつくりだすことに全労働者階級人民、人類そのものの命運がかかっていることに、まず自らが腹の底からの階級的確信をもって立ち上がることである。
(2)今われわれは間違いなく「第3次世界大戦の前夜」、いやその突入、始まりの渦中にいる。第1次大戦も第2次大戦も「突然」始まったのではない。それに先立つ10年、数十年単位の市場・資源・勢力圏などをめぐる帝国主義大国間の対立・争闘戦があり、国内支配の危機があり、局地的、地域的な戦争があり、侵略戦争とそれに対する被抑圧民族の抵抗闘争・解放闘争があり、それらが絡み合いながら、最後的に世界戦争となって爆発した。今われわれの面前で起きている戦争と軍事的対立の激化の数々を見よ。ウクライナ(4年以上にわたって欧・米の帝国主義をバックにしたウクライナと中国や北朝鮮の経済的・軍事的支援を受けるロシアとが戦争を続け、数十万、百万人単位での死傷を出している)、ガザ―パレスチナ(ガザ人民7万人以上の虐殺)、イラン―中東侵略戦争、台湾―「第1列島線」をはさんだ米帝と日帝の中国に対する激しい軍事重圧と中国スターリン主義の軍事的対抗、北大西洋条約機構(NATO)―欧州帝国主義とロシアの軍事的対決のエスカレーション、米帝を先頭とする全帝国主義、全世界におけるすさまじい勢いでの大軍拡、経済・社会全体の軍事化、戦時体制化、米帝が猛然と進めるAIの軍事利用や核兵器の「近代化」。これらすべてが絡み合って進んでいる世界史的情勢は、第1次大戦前、第2次大戦に至る過程とは比べものにならない激しさと規模での世界戦争への突入過程であり、第3次世界大戦突入情勢そのものである。
(3)このすべての根源に米帝の歴史的没落があり、米帝を唯一絶対の支柱とし基軸として成り立っていた戦後世界体制(国際秩序)の崩壊があり、米帝自身によるその破壊があり、米帝の中国スターリン主義に対する中国侵略戦争―世界戦争の開始という巨大な情勢がある。第2次大戦と戦後革命の圧殺から約80年にわたって、米帝の圧倒的な軍事的・経済的力と帝国主義とスターリン主義の相互対立=相互依存的関係の下に、帝国主義の基本矛盾の全面的爆発は抑え込まれてきた。戦後80年の「平和」とは大まかに言えば、帝国主義とスターリン主義(ソ連、中国)が恒常的に世界核戦争=人類破滅すれすれの軍事的対峙・対決を続け、その下で帝国主義(米帝)が不断に民族抑圧・圧殺の侵略戦争を繰り返し、米帝が欧日の帝国主義をスターリン主義に対する反共軍事同盟の下に動員して、米帝基軸体制としての戦後帝国主義体制を維持することで続いてきたものだ。帝国主義がこうした延命の仕方しかできないことに、スターリン主義の発生によっても1917年ロシア革命=世界プロレタリア革命の開始、帝国主義から共産主義への世界史的過渡期への突入という歴史的事態から逃れられない帝国主義の末期性が示されている。
(4)だがこうした戦後体制は、91年のソ連スターリン主義崩壊、米帝の歴史的没落と帝国主義間争闘戦の激化、2008年リーマンショックを契機とする大恐慌、そして中国スターリン主義の大国化という30年以上の過程をへて、最後的に全面的に崩壊したのである。米帝自身がこの戦後体制の枠組みを解体し、「アメリカ第一」を露骨に掲げて帝国主義間の争闘戦について一切の制限を取っ払い、中国(スターリン主義)との関係において、かつてのソ連に対するように軍事的包囲と重圧による対峙・対決を超えて、侵略戦争をしかけてスターリン主義体制を転覆し帝国主義的に再編し分捕っていくことに踏みだしたのだ。このことが世界全体を根底から揺さぶっている。
(5)米帝の中国侵略戦争の開始ということはわれわれの主観ではなく「客観的事実」である。それは国家安保戦略・国家防衛戦略に至る米帝の対中国の軍事戦略の変遷を見ても、実際の軍事的行動を見ても明らかである。米帝はウクライナとロシアの間で延々と戦争をやらせながら、そこで無人機やAIを駆使した新しい戦争の形態をつくりだし実戦的に習得しているが、それはすべて中国侵略戦争に向けられる。イランへの侵略戦争も、中国侵略戦争の一部であるとともに「実戦演習」でもある。
(6)米帝と中国スターリン主義の国内情勢、体制的危機の深刻さ、行き詰まりはどちらも限界を超えている。互いに帝国主義として、スターリン主義として成り立たなくなっている。どちらも「滅びかかっている」。そういうギリギリの状態から米帝の中国侵略戦争―世界戦争が不可避になっている。中国スターリン主義も全精力を米帝への軍事的・技術的対抗に注いでいるが、一国社会主義的限界はどうにもならず、「平和共存」などかなぐり捨てて米帝との戦争を構える。あと何年も米中が「G2」的に「相互依存」「平和共存」し続けることは不可能であり、そうすることはどちらもやめている。「首脳会談」などの「外交」は戦争を前提にした腹のさぐり合いであり、いかにして有利に戦争を始め、相手を打ち負かすかという目的に規定されている。米帝は中国に対して日帝など全「同盟国」をも総動員して、中国がもうこれ以上耐えられないというところまで最大限の軍事的・戦争的重圧をかけ続けていく。この延長にあるのは「抑止」ではなく米中の全面激突である。この戦争はいったん始まればどこまでもエスカレートする。最初から現在のウクライナ戦争以上の激しさで何万もの無人機、弾道ミサイルの撃ち合いとなる。日帝は「年単位で継戦する」などというが、それは核戦争を必然化する。そういう恐るべき戦争の過程に完全に突っ込んでいるのだ。
(7)いま進んでいる帝国主義とスターリン主義の危機と矛盾、米帝と中国スターリン主義の相互の延命をかけた軍事・先端技術・経済・戦略資源確保をめぐる対決は、米欧日の帝国主義間の争闘戦も含んで激化し続ける。そこから必然化するのは中国侵略戦争―世界戦争=第3次世界大戦の爆発である。世界核戦争である。われわれはそういう過程の真っただ中にいる。沖縄―第1列島線における基地強化と中国侵略戦争演習の激化、3文書改定、スパイ防止法、天皇制=国家主義=排外主義攻撃、改憲、まさになだれを打って進んでいる。本当に今、労働者人民は、この中国侵略戦争―世界戦争=核戦争を阻止するために総力を尽くさなければならないことを懸命に訴え、闘う時なのだ。
三、8・6広島へ転換的決起を
8・6広島反戦反核闘争は、中国侵略戦争―世界戦争=核戦争情勢において、被爆者・2世・3世の怒りを先頭に日帝と非和解的に激突して闘いぬかれてきた。日帝・国家権力は右翼と広島市当局を先兵にして、2012年以来続いてきた8月6日朝の原爆ドーム前における反戦反核集会への弾圧を強め、24年に暴処法弾圧を発動して5人を起訴し、平和公園入場規制の条例まで制定した。そして昨年は機動隊の暴力での強制排除攻撃に乗りだしたが、参加者はこれと実力対決してドーム前集会を貫徹した。しかし中国侵略戦争阻止、日帝打倒が現実に求められるときに、8・6広島の闘いにおいても「7回大会路線の根本思想」からの自己批判的決別が決定的に問われている。
とくに3・11福島原発事故の翌12年からのドーム前集会の開始から「反原発の大衆的怒りと結びつく」として、被爆者解放・日帝打倒の闘いの地平を後退させてしまった。1971年の被爆者青年同盟を先頭とする佐藤(首相の式典初出席)実力糾弾闘争を画期とする8・6反戦闘争の歴史、日帝のアジア再侵略、核武装攻撃と一体の被爆者英霊化のための式典粉砕の闘い、日帝との非和解的闘いを投げ捨ててしまったことを党として自己批判しなければならない。すなわち、8・6闘争を帝国主義打倒の反戦反核闘争から「新自由主義と闘う職場での労組的団結拡大が一切とするような運動」に変質させていったのだ。この8・6反戦闘争の変質は、まさしく「血債の思想」「連帯し、侵略を内乱へ」の路線を放棄し解体し、3・11も契機に絶望的に凶暴化する帝国主義(日帝)に対して根本的なところで屈服していった7回大会路線の形成=破産と一体だった。そして秋月書記長自己批判の核心である2017年広島県党での女性解放闘争への全面的敵対=IS同志への組織的な襲撃・排撃とこの8・6闘争の変質はまさに一体であったのだ。
IS同志らを先頭とする関西蜂起から革命的女性解放闘争を取り戻し、「7回大会路線の根本思想」を根底的に自己批判的に打倒して、血債の思想と「連帯し、侵略を内乱へ」の基本路線を真に再確立した10回大会の地平に立って、そして70年決戦―7・7自己批判と一体で始まった被爆者解放闘争―8・6広島反戦闘争の原点に今こそ立ち返って、今年の8・6闘争を転換的に闘いぬこう。被青同、故・小西のぶ子さんら反戦被爆者の会の闘いを今こそ革命的に継承し、よみがえらせて闘おう。
「全被爆者よ! 立ち上がって『反戦被爆者の会』に結集しよう。地下に眠る何十万という死者の意志をうけつぎ、人類の未来に向かって。反戦・反核、反侵略の旗のもとに結集せよ......帝国主義侵略戦争に対して朝鮮人被爆者をはじめとする朝鮮・アジア人民と連帯し、最後の血の一滴まで戦う。核兵器廃絶と反戦平和を希求し、戦争と核兵器の根源を打ち倒す、不退転の決意をもって行動する」(1977年、反戦被爆者の会の結成宣言より)。これこそが被爆者の怒りであり、決意である。
8月6日、9日は「慰霊の日」「静かに祈る日」などでは断じてない。帝国主義の核の放射線で、熱線で、爆風で、生存した痕跡さえとどめえず、人間のすべてを奪い尽くされた爆心地の被爆者たち。生き残っても放射線で灼(や)かれ続け、人生を奪われた被爆者たち。日帝国家による被爆者抹殺攻撃と差別にさらされ続けた被爆者たち。二重三重の差別と抑圧を受け続けた朝鮮人被爆者、部落民被爆者たち。この帝国主義の侵略と戦争の帰結としての原爆によって虐殺され、人間を奪われた被爆者たちをどのようにして「慰める」ことができるというのか! しかも原爆を落とした米帝も、そして「国体=天皇制護持」のために降伏を引き延ばし、沖縄戦に続く広島・長崎の原爆被爆という未曽有の惨禍をもたらした日帝も一切責任をとらず、それどころか米帝は核兵器を造り続け、日帝も核武装を追求し、中国侵略戦争―世界戦争=核戦争へと突き進んでいるのだ。この帝国主義への煮えたぎる怒り、階級的憎しみを燃やして、被爆者(死者も含む)と被爆2世・3世らと共に、侵略戦争と核戦争の元凶である帝国主義の打倒に向かって反戦反核の闘いに立ち上がる以外にないではないか。
中国侵略戦争―世界戦争・核戦争が切迫し現実化する中で、「非核三原則」の「建前」をもかなぐり捨て、改憲・3文書改定(論議)で「核持ち込み(の公然化)」「核共有」「原潜保有」にまで踏み込もうとする高市が、8・6広島に足を踏み入れ、被爆者を国家のために犠牲になった「英霊」として「慰め」、広島・長崎を日本の核武装正当化に利用しようとしている。それが暴処法、平和公園入場規制、右翼、国家暴力を総動員して行われる「平和記念式典」の正体だ。このような式典を許すことこそ「血の一滴」まで闘ってきた被爆者への裏切りだ。8月6日朝、被爆者の根源的怒りと闘いをわがものとし、「アジア侵略、ヒロシマ・ナガサキを繰り返すな!」「中国侵略戦争・核戦争阻止!」「戦争式典粉砕・高市打倒!」の怒りのコールをとどろかせ、式典会場へ進撃する戦闘的実力デモを闘い取ろう。
沖縄「慰霊の日」式典でも高市は怒りの弾劾の声を浴びせられた。沖縄、広島・長崎の、そして福島の戦争・核(原発)・基地への怒りと闘いを押しつぶすことは決してできない。「7回大会路線の根本思想」の自己批判的打倒の上に確固として打ち立て直した「血債の思想」と「連帯し、侵略を内乱へ」の路線のもとに沖縄、広島・長崎、福島の怒りと闘いを決定的に位置づけ、今夏反戦反核闘争の大高揚から中国侵略戦争阻止の反戦闘争の本格的大衆的発展をかちとろう。