強制収用手続き準備に反撃 三里塚フィールドワークで

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週刊『前進』04頁(3457号04面01)(2026/07/27)


強制収用手続き準備に反撃
 三里塚フィールドワークで

(写真 強制収用への具体的踏み込みに怒りを爆発させ、工事現場に向けシュプレヒコールをたたきつけた【7月22日 千葉県成田市】)


 三里塚芝山連合空港反対同盟が呼びかける成田空港機能強化に反対する月例のフィールドワークが、炎天下の7月22日に行われた。成田空港会社(NAA)が事業認定申請、強制収用へ向けた具体的手続きへと踏み出したことに怒りを燃やし、反対同盟、支援連絡会議に加え首都圏の労働者・学生が多数参加した。テレビ局の取材も行われた。
 まず成田市天神峰の反対同盟会議室前で打ち合わせを行い、事務局員の伊藤信晴さんが現状を説明した。「7月10日の四者協議会でNAAが用地取得に向けた事業認定を申請することで合意した。かつて『強制的手段を用いない』と誓約したはずのNAAが強制収用で土地を奪おうとするのはとんでもない約束破りだ。『説明会をやったから』などという言い訳は一切通用しない。市東孝雄さんの畑も暴力的に取ろうとしている。反対同盟も再び、この攻撃に実力闘争で立ち向かうことが問われている」
 芝山町のAさんが空港周辺住民や学者、弁護士、市民らでつくる5団体が7月1日に「土地収用法適用策動に反対する声明」を発表した記者会見を報告した。
 全学連が決意を述べた。「米帝・トランプが停戦協定を破ってイランを攻撃し、高市政権も中国侵略戦争へ向け国旗損壊罪、皇室典範改定を進め、成田を兵站(へいたん)拠点にする強制収用攻撃をかけてきた。われわれは地域・学園で多くの仲間を組織し、この攻撃を実力で打ち破る」
 続いて改憲・戦争阻止!大行進三多摩が決意を表明した。「反対同盟は結成当初から『軍事空港阻止』を掲げて闘ってきた。いま日帝は成田を中国侵略戦争のための軍事拠点にしようとしている。全力で止めたい。市東さんの南台農地を奪わせない。ともに横田基地闘争を断固闘う」
 車に分乗し、B滑走路1000㍍北延伸予定地に向かった。東関東自動車道のトンネル化はおおむね「完成」した姿を見せており、今後は付け替え道路を埋め直す作業に入る。その北の成田市小泉地区で調整池の造成・整備工事が進められている。大規模な水系破壊が行われるから水量を調整するということだ。
 一行は工事現場が見下ろせる路上に陣取った。地面が深くえぐられ、調整池が造られつつある。頭上数十㍍を数分おきに着陸するジェット旅客機が騒音をまきちらして通過する。怒りのシュプレヒコールをたたきつけた。「空港拡張を許さないぞ」「工事をやめろ」「強制収用攻撃粉砕」「空港拡張は戦争準備だ」「大軍拡の高市政権打倒」
 次に、芝山町菱田のC滑走路を横断する道路のトンネル工事現場に向かった。滑走路の造成も進められている。田を作っている農家からすれば「軒先」で工事が進められている状態だ。地上げ屋による追い出し手口に等しい。怒りを倍加させシュプレヒコールを上げた。参加者全員が、実力闘争で強制収用攻撃を粉砕できることに確信を深めた。

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