日米合同委、全域埋め立て合意 辺野古新基地絶対阻もう

週刊『前進』04頁(3457号04面03)(2026/07/27)


日米合同委、全域埋め立て合意
 辺野古新基地絶対阻もう


 日米合同委員会(日米地位協定に基づく日本政府と在日米軍の協議機関)は7月16日、名護市辺野古の新基地建設で、大浦湾側の軟弱地盤を含む複数の区域の埋め立てと、キャンプ・シュワブの陸地に近い区域の地盤改良工事を実施することで合意した。これで新基地建設で必要なすべての埋め立て工事と地盤改良工事を了承したことになる。
 1996年の「普天間基地返還合意」から30年、「返還する普天間基地の代替」とされた辺野古の新基地建設に対して、今日まで不屈の闘いが続けられている。中国侵略戦争に突進する日帝は焦りと危機感を深め、工事のさらなる継続計画を打ち出して沖縄人民の反戦反基地闘争を圧殺しようとしているのだ。
 さらに米日帝国主義は辺野古新基地一帯を米海兵隊の一大拠点にしようとしている。キャンプ・ハンセンを拠点とする米海兵隊が隣接するキャンプ・シュワブを通り、辺野古新基地の係船機能付きの護岸から出撃することが狙われている。辺野古から米海兵隊が世界に展開し、中国侵略戦争では「遠征前進基地作戦(EABO)」を遂行する。そして陸上自衛隊の水陸機動団もシュワブに常駐し、米海兵隊と共同作戦を執ることも策されているのだ。
 こうした中で21日、辺野古沖で米軍は約17年ぶりとなるパラシュート降下訓練を強行した。中国侵略戦争の実戦さながらの訓練だ。

普天間基地も強化

 また「普天間を返す」というのも大うそだ。米国防総省が3790万㌦(約61億円)を投じ、普天間基地に新たな航空燃料受け入れ施設を整備する計画が19日までに明らかになった。現在、普天間基地は嘉手納弾薬補給地区(桑江タンクファーム)から延びるパイプライン1系統に燃料供給を依存しているが、これが途絶えると航空機が飛べなくなるため、タンクローリーから直接燃料を入れる設備を新設する。2027年3月に着工し、29年3月に完成予定だ。これは単なる施設更新ではなく、中国侵略戦争で中国軍からの反撃で基地が破壊されることを想定し、燃料供給ルートを多重化して基地の抗たん性(レジリエンス)を高めようとしているのである。
 6月下旬の日米共同訓練「レゾリュート・ドラゴン」では、陸自佐賀駐屯地のオスプレイが普天間基地に着陸した。陸自オスプレイが沖縄の米軍基地を使用するのは初めてのことだ。国会答弁で防衛相・小泉進次郎はこれを居直り、「辺野古移設へご協力を」などと言い放った。普天間基地は返還どころか辺野古と一体で強化されているのだ。
 辺野古新基地建設阻止!中国侵略戦争阻止!全基地撤去、安保粉砕・日帝打倒へ闘おう!
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