市東さん「国策と闘いぬく」 10・11三里塚全国集会の主な発言(要旨)

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週刊『前進』04頁(3468号04面01)(2026/10/19)


市東さん「国策と闘いぬく」
 10・11三里塚全国集会の主な発言(要旨)

(写真 市東孝雄さん【前列中央】ら反対同盟を先頭にデモ【10月11日 成田市】)

(写真 労働者・学生の白ヘルメットの大部隊が声を張り上げて成田市街地を行進)

農地は農民の命あくまでも闘う
 天神峰 市東孝雄さん

 国と空港会社は私の天神峰農地を強制執行(2023年2月)しましたが、その後フェンスで囲っただけで、空港の施設は何も造っていないんです。フェンスを張っても何の意味もない。やはり彼らの狙いは、天神峰に人がいる、家があるということ自体をなくしたいんです。ただそれだけのために営農を妨害し、10年したら時効になる(明け渡し請求権が消滅する)、するとますます市東は居座るんじゃないかということで、裁判を起こしました。
 別にこっちが土地をよこせとか言ってるんじゃないんです。百姓としてね、農地は命です。その命の農地を耕し続けられる、それだけでいいんです。ところが彼らは「第2の開港」などと言って、右肩上がりで空港はどんどん発展していくと言っている。それは机上の空論です。そんなことで私の畑をとる、天神峰から追い出すということは、絶対に認めません。あくまでも闘います。
 三里塚反対同盟は60年、「農地死守、戦争反対」を闘い続けてきました。これからも国策と闘う福島、沖縄、三里塚を一つの闘いとして、皆さんとともに頑張っていきたい。ご支援をよろしくお願いします。

強制収用許さず高市政権打倒へ
 基調報告 東峰 萩原富夫さん

 三里塚闘争は1966年の閣議決定から60年を迎えました。2029年3月供用を目指した第3滑走路建設用地の買収に行き詰まる成田空港会社(NAA)は7月、「四者協議会」で土地収用法の適用を決定しました。絶対に許せません。
 買収を拒否する芝山町の農家は、周辺住民とともに強制収用反対の声を上げて闘っています。「強制収用反対署名」に全力で取り組みましょう。
 10月1日「土地明け渡し請求権確認請求訴訟」が闘われました。市東さんは意見陳述で「NAAの明け渡し請求権自体が間違っている。時効延長の目的は営農妨害の強制執行としか言えません」と訴えました。耕作権裁判控訴審の期日は来年になりますが、裁判闘争に勝利し市東さんの農地を守りぬこう。
 われわれが望むものは平和な世界です。戦争と環境破壊を繰り返す帝国主義を打倒することです。
 高市政権は成田「第2の開港」を国家プロジェクトと位置づけ、周辺開発を含めて軍事拠点を造ろうとしています。「農業破壊と戦争の高市政権打倒」をかけて、「第2の開港」プロジェクトを粉砕しましょう。市東さんの農地を守り、土地収用法による強制収用を阻止しよう。

革命的祖国敗北主義貫いて闘う
 事務局 伊藤信晴さん

 私たち反対同盟は、軍事空港粉砕を当初から掲げて闘ってきました。今の空港「機能強化」は、第2次安倍政権によって立ち上げられたものですが、台湾有事は日本の存立危機事態であると言明した高市によって、「第2の開港」プロジェクトが国政の中心課題にすえられました。
 機能強化策に最も積極的な千葉県は、「ミサイル攻撃に備える」と言って成田空港の地下を一時避難施設に指定しています。国と空港会社は第3滑走路用地の地権者の訴えを真摯(しんし)に受け止めず、いきなり強制収用攻撃を開始しました。これらの攻撃は、中国侵略戦争政策に徹底的に貫かれています。
 市東孝雄さんの父・東市さんがかつて、「革命的祖国敗北主義」を訴えていました。私もその思いをしっかりと受け止めて、これからも頑張ります。一片の正義性も道義性もないこれら全ての攻撃を全人民の実力闘争で打ち返し、高市政権を打倒しましょう。

資本主義と国家権力を打倒する
 事務局 太郎良陽一さん

 今日の集会に全国から本当に強い、熱い思いの方が集まってくださり、ありがとうございます。三里塚は闘争を始めて60年になりました。今改めて、この資本主義社会が人を殺し合わせ、そして地球を破壊していくものであり、われわれにとってこの資本主義社会は、とても受け入れられないものだということがはっきりしてきたと思います。
 国家が三里塚「第2の開港」を、国家のエンジンにすると言っています。こんなエンジンをぶっ飛ばす、そして資本主義をぶっつぶす、国家権力を打倒する、そういう闘いを築いていきたいと思います。
 皆さん、本日の集会を全国に持ち帰って、もっともっと大きな闘いを築いていきましょう。三里塚闘争の爆発こそが、勝利のカギだと感じております。ともに団結して頑張りましょう。

沖縄米兵の女性殺害を弾劾する
 都政を革新する会・杉並区議 洞口朋子さん

 三里塚闘争不屈の60年に断固連帯し、農地死守・実力闘争の勝利の日までともに闘いぬこう。
 中国侵略戦争が開始されている中での土地収用・農地強奪の攻撃です。人民は国策に従え、農民は犠牲になれ、戦争で死ねということを、私たちは1ミリたりとも許してはなりません。
 沖縄米兵による女性殺害事件を徹底弾劾します。これこそ沖縄の帝国主義侵略軍隊の正体です。一切の責任は帝国主義ブルジョアジー、高市、トランプにあります。「全基地撤去、日米安保粉砕・日帝打倒」を掲げ革命的女性解放闘争の火柱をあげて闘いましょう。
 三里塚勢力が今こそ時代の主流派に躍り出る時です。帝国主義との融和、枠内での改良を説くあらゆる勢力をなぎ倒して、革命的な反戦決起をつくり出しましょう。来年4月の杉並区議選に断固勝利し、杉並の地から三里塚闘争への大結集をつくり出します。

米日の中国侵略戦争を内乱へ!
 全学連 首都圏・学生

(写真 全学連の戦闘的発言に大きな拍手)

 中核派は三里塚芝山連合空港反対同盟との60年にわたる血盟を断固貫き、再びの強制収用攻撃を絶対に許さず、実力で闘います。三里塚は反戦・反権力の砦(とりで)です。
 米日帝国主義は中国侵略戦争を開始しています。私たちは闘う中国―アジア人民と固く連帯して、自国政府の侵略戦争に内乱を対置して闘います。必要なことは、平和を祈ることでも対話を求めることでもなく、全国でデモやストが爆発し軍隊反乱が起き、侵略戦争の遂行が不可能となるような内乱です。国家権力と60年間対決しぬき、多くの犠牲を乗り越え闘ってきた三里塚闘争こそが内乱と革命の現実性を示しています。
 沖縄の米海兵隊による女性殺害事件を徹底的に弾劾し、沖縄反戦反基地闘争を闘います。11・1全国労働者集会、11・22全国反戦闘争に結集し、青年・学生・女性の決起で首都中枢で国家権力を打ち破る実力闘争を闘いましょう。

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