全国でキーン・ソード弾劾 戦争突入演習許さぬ
全国でキーン・ソード弾劾
戦争突入演習許さぬ






日米共同統合演習「キーン・ソード27」が10月19~29日の日程で沖縄・南西諸島、九州を中心に全国各地で始まった。中国侵略戦争突入の過去最大規模の演習だ。米日帝国主義は米兵の女性殺害事件を起こしておきながら平然と訓練を行っている。断じて許せない!
先島諸島にはミサイル兵器が多数配置され、遠征前進基地作戦(EABO)で中国軍を撃破する訓練が強行されている。台湾から100㌔の与那国島には、米海兵隊の最新型地対艦ミサイルシステム「ネメシス」と防空統合システム「マディス」が初展開。しかも県知事・古謝玄太は16日にオスプレイ配備容認を表明し、訓練ではオスプレイが飛び交っている。
また九州全土の演習場、空港、港湾および島々でも大演習が行われている。
さらに米原子力空母「セオドア・ルーズベルト」が16日に横須賀基地に初寄港し、19日に出港した。セオドア・ルーズベルトを含む第9空母打撃群はキーン・ソードに参加し、その後、イランへの大規模攻撃のために中東に派兵される。
演習は中国侵略戦争を激化させ、沖縄を戦場にたたき込む。自衛隊と米軍は19日、石垣島でネメシスをバックに開幕式を行い、防衛相・小泉は20日の記者会見で「これだけの規模と内容で日米が演習できることは日米同盟の強固さを表している」と中国に誇示。一方、演習に対抗し中国軍の空母「遼寧」が14日に、無人機が19日に沖縄島と宮古島の間を通過した。演習が戦端を開きかねない。
全国の改憲・戦争阻止!大行進は女性殺害事件への怒りを爆発させ、キーン・ソード抗議行動を闘い、中国侵略戦争阻止の11月決戦へ猛然と決起している。
沖縄では、女性殺害事件が起きても訓練を強行する米海兵隊への怒りが頂点に達している。しかし古謝新県政は日帝・高市の忠実な下僕として沖縄闘争圧殺に奔走している。大行進沖縄は、沖縄の怒りを解き放つ闘いこそ「全基地撤去=沖縄奪還、安保粉砕・日帝打倒」だと鮮明にさせ、17日の国際通りデモに続き、21日、EABO展開のための部隊を送り込んでいるキャンプ・ハンセンの第3ゲート前で演習を弾劾、「兵士はその武器を革命のために行使すべき」と訴えた。
大行進九州は19日、熊本県の陸上自衛隊・健軍駐屯地への抗議行動を行った。許しがたいことに前日18日、長射程兵器「25式地対艦ミサイル」が初の展開訓練を行うために健軍駐屯地から長崎県の大野原演習場に搬出された。これを弾劾し、再びのアジア侵略に加担するなと訴えた。
8・6ヒロシマ大行動実行委員会は18日、広島市内で演習中止を訴え約40人がデモ。翌19日には大行進呉準備会が呉市内で街宣に立った。海上自衛隊呉基地から護衛艦や輸送艦、揚陸艇などが訓練に送り出され、呉基地や呉港でも訓練が行われている。「複合防衛拠点」建設など呉の一大侵略拠点化を許さず、呉基地―沖縄基地の撤去を訴えた。
大行進東海は18日、愛知県蒲郡港で地元住民とともに抗議行動に決起した。民間チャーター船が自衛隊の人員と車両を北海道の苫小牧港から九州まで輸送する統合後方運用訓練が行われている。その経由地が蒲郡港だ。10月は台風で進路を変更し寄港しなかったが、復路の寄港が11月に狙われている。
にいがた大行進は18日、新潟県内3空港・港湾の特定利用指定に断固反対し、新潟市内デモを貫徹した。