集団的自衛権 安倍のクーデターだ 8・17集会で反撃しよう

週刊『三里塚』02頁(0898号02面05)(2014/06/23)


集団的自衛権
 安倍のクーデターだ
 8・17集会で反撃しよう


 日帝・安倍政権は「集団的自衛権」の憲法解釈を変更すると称して、自衛隊の海外侵略派兵を全面解禁する攻撃を強めている。これは「解釈改憲」のレベルを超えて実質的に9条を破壊する「反革命クーデター」である。労働組合を先頭にした全人民の力で粉砕しなくてはならない。
 「集団的自衛権」とは侵略戦争の別名だ。戦後に限っても1956年のソ連によるハンガリー侵略、アメリカのベトナム戦争そして湾岸戦争も、米英帝のアフガニスタン侵略戦争、イラク侵略戦争も、すべて「集団的自衛権」を掲げて「自衛のため」に行われた。
 レーニンの指摘が的確だ。「他国の土地をうばい、他国を征服し、その富を強奪し、......国内の政治的危機から勤労大衆の注意をそらせ、労働者を分裂させ、彼らを民族主義であざむき、プロレタリアートの革命運動を弱めるために労働者の前衛をみな殺しにすること、――これが、こんにちの戦争のただ一つの現実的内容だ」(『戦争とロシア社会民主党』)。安倍政権のマスコミを使った世論操作にかかわらず、圧倒的な多数が「集団的自衛権」行使に反対し国会を包囲して闘いる。
 集団的自衛権阻止の8・17集会(日比谷公会堂)で反撃しよう。
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