全学連三里塚現地行動隊日誌 市東農地決戦の先頭に立つ 福島大弾圧 A君を奪還したぞ 福大生の決起に感動 全学連三里塚現地行動隊長

週刊『三里塚』02頁(0915号02面01)(2015/03/09)


全学連三里塚現地行動隊日誌
 市東農地決戦の先頭に立つ
 福島大弾圧 A君を奪還したぞ
 福大生の決起に感動
 全学連三里塚現地行動隊長



(写真 A君に対する2月3日の不当弾圧に対して、全学連はただちに福島警察署弾劾行動に立った【上、下=2月8日】)


 2月24日、2・3福島大弾圧で不当逮捕・勾留されていたA君を不起訴・奪還しました! 1〜3月期における「第一の決戦」=「3・11郡山―3・29三里塚への大結集」に向けた決定的号砲です。
 全学連が動労千葉と三里塚闘争から学び法大闘争で磨き上げた、仲間との団結のみに依拠し、権力と非和解で闘う路線と行動は、国家権力と福大当局による戦時下治安弾圧を打ち破ったのです。 2・3弾圧後、全国学生は弾圧には団結の拡大で応えるという鉄則を貫くべく、福島へ駆けつけました。三里塚現地行動隊も予定を延長し、A君に成り代わって連日街宣を行い闘いの先頭に立ちました。全市的宣伝カー、警察署弾劾行動、中井学長宅抗議行動等々をたたきつけ、多くの労働者・市民に弾圧の本質を知らせました。
 この弾圧が安倍の戦争政治と一体の3・11集会つぶし、福島圧殺攻撃であり、それに加担する福大当局=中井学長体制の醜悪な姿への怒りが組織され、弾圧と闘う福大学生運動・A君への労働者・市民の圧倒的支持、キャンパスからの福大生の決起が生み出されました。
 何より、A君の完黙・非転向の闘いを基礎に、福大生・樋口正太郎君が、3・11郡山闘争への組織化の先頭に立ち、二度にわたる出頭要請を拒否し福島県警前での弾劾行動をたたきつけたことが勝負を決めました。樋口君は、2011年3・11以来、反原発行動の先頭に立ち、福大当局・権力の執拗かつ陰湿な弾圧・分断攻撃を跳ね返し、三里塚、沖縄と全国を駆けめぐって不屈に闘い続けてきました。
 樋口君の根底的決起で、弾圧を粉砕したことは、福大での学生自治会再建に向けた闘いの突破口です。
 24日の奪還後、直ちにA君を先頭に25〜26日の国立大前期入試情宣に立ち、多くの受験生と結びついています。
 戦争・原発を必要とする社会そのものの根底的変革を訴える「3・11―3・29闘争」に攻め上る中で、法大文化連盟委員長・武田雄飛丸くんの無罪、京都大学・作部羊平君の奪還をかちとり、新歓決戦へ! ともに闘おう!

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