ピンスポット 「強制収用」にすがる成田空対協 〝第3滑走路急げ〟 意見書を国、県に提出

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週刊『三里塚』02頁(0954号01面05)(2016/10/24)


ピンスポット
 「強制収用」にすがる成田空対協
 〝第3滑走路急げ〟
 意見書を国、県に提出


 第3滑走路など「空港機能強化」策への住民の怒りに追いつめられた商工会議所などからなる〝推進派〟の「成田空港対策協議会」(加瀬間俊勝会長)は9月30日、成田市内で急きょ理事会を開催し(写真)、9月27日の「4者協議会」へのNAA提案を「全面的に支持する」とした上で「公共事業の民主的手続きにのっとり土地収用制度を適用して行うべき」とした意見書を採択、国交省、千葉県、NAA、地元9市町に提出することを確認した。
 計画の正式決定もされていないこの段階で「強制収用」に言及していることに、住民たちは怒りを募らせている。そもそも成田空港の事業認定は1989年に失効しており、土地収用法の適用はできない。決起を開始した周辺住民と連帯して第3滑走路粉砕へ進もう。

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