12・5千葉地裁 強制執行差止訴訟(請求異議の訴え)で弁論の開始(3月2日)を決定 仮処分でも審尋開始決まる

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週刊『三里塚』02頁(0957号01面02)(2016/12/12)


12・5千葉地裁
 強制執行差止訴訟(請求異議の訴え)で弁論の開始(3月2日)を決定
 仮処分でも審尋開始決まる


 11月30日に市東さん側が提訴した強制執行差し止め裁判(請求異議の訴え=記事別掲)について、12月5日の新ヤグラ裁判の後、係属部となった千葉地裁民事5部・鹿子木康裁判長と市東さん側弁護団の間で協議が行われた。そこで鹿子木裁判長は、裁判の弁論を開始することを言明し、日程は来年3月2日とされた。
 同時に同裁判の判決が確定するまで強制執行を行わないことを求めていた仮処分裁判(強制執行停止決定の申立)についても審尋を行うことを決めた(日程は未定)。
 10月25日に強行された最高裁上告棄却決定のあまりのデタラメさに、千葉地裁・民事第5部は、一定の手続きを踏むことを余儀なくされ、今回の重要な決定となった。南台の畑の4割および市東さんの家の前の畑、建物等へのNAAの強制執行攻撃に対する大きな反撃だ。
 12月強制執行阻止の態勢をあくまで堅持しつつ、3月2日の弁論に向けて「市東さんの農地を体を張って守ろう」の闘いを強めよう。
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