ピンスポット 保安検査員の過酷な現状 1年で25%が離職 空港労働者と連帯しよう

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週刊『三里塚』02頁(0973号01面06)(2017/08/14)


ピンスポット
 保安検査員の過酷な現状
 1年で25%が離職
 空港労働者と連帯しよう

(写真 7月21日付読売新聞での報道記事)

 成田空港の手荷物検査を担当する保安検査員の離職率が1年で25%もの高率になっている。
 理由は低賃金と長時間労働だ。平均した月給は、残業代や妻子の家族手当を含めても手取りで20万円程度。シフト制の勤務時間は最大15時間半にもなる。「子どもとの時間はとれず貯金もできない」との怒りの声が紹介されている。
 この結果、昨年4月に約940人いた検査員のうち4分の1以上の約240人が1年後に辞めている。「客からのクレームも多く、ストレスのたまる仕事。現場は疲弊している」というのが現場労働者の声だ。
 この職場はすべて正規職。5人一組で行う仕事のため、非正規職にはなじまないという。正規職でこの「ブラック」ぶり。非正規職となると推してしるべし。
 「雇用確保による空港の恩恵」とNAAが宣伝する空港労働現場の実態がこれだ。3・11後の11年には、リストラで1万人以上も減らされた。空港内労働者と連帯しよう。
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