ピンスポット 〝労農同盟を復権させよう〟 農業問題で講演 茨城交流センター労働学校

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週刊『三里塚』02頁(0976号01面03)(2017/09/25)


ピンスポット
 〝労農同盟を復権させよう〟
 農業問題で講演 茨城交流センター労働学校

(写真 ユーモアを交えつつ映画の解説をする三留理男さん【17日 横芝光町】)

 9月17日、茨城県労組交流センター労働学校に三里塚現闘が招待され、代表して大戸剛同志が「三里塚闘争と労農同盟論」と題した農業・農民問題に関する講演を行った。
 小竹運輸労組の野澤英人副委員長が司会を務めた。参加者は県南の6労組をはじめ20人、質疑応答・意見交換を活発に交わした。
 大戸同志は、資本の土地強奪を阻止する三里塚闘争の50年の地平そのものが革命運動史上画期的であり、労農同盟の実現であることを強調した。「スターリン主義による歪曲を粉砕し、レーニンの目指した労農同盟を復権させよう」と提起し、三里塚で闘われた農地闘争における農民の自己変革の闘いを戸村一作委員長の『闘いに生きる』などの著作を引用しながら展開した。参加者からの感想として、戸村委員長の「農地奪還」の提起に込められた意味を通して、三里塚闘争の意義が明らかになってきた、との声が寄せられた。
 労働学校では、当面する三里塚への取り組みとして、10・8全国集会の結集と市東さん闘争への支援行動を確認した。
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