洞口杉並区議が報告会 「田中区政と闘う」

週刊『三里塚』02頁(1016号02面02)(2019/05/27)


洞口杉並区議が報告会
 「田中区政と闘う」

(写真 熱気あふれる報告会【12日】)

 5月12日、東京・杉並区の阿佐谷地域区民センターで、杉並区議会議員に初当選した洞口朋子さんが活動報告会を開催した。会場には杉並区民を中心とした多くの支持者が詰めかけ、用意した席が足りなくなるほどの大盛況となった。
 はじめに、洞口さんの選挙戦7日間の闘いと当選が決まった時の様子を記録した映像が流された。一日一日積み重ねて勝利した選挙戦の息吹と最終日の洞口さんの感動的な演説が映し出され、会場は高揚感と感動に包まれた。
 次に、都政を革新する会の長谷川英憲代表があいさつに立ち、「洞口さんの当選は、日本中の労働者にとって重要な勝利だ。改憲反対と阿佐ヶ谷再開発阻止で闘って勝った。この運動をさらに推進しよう」と訴えた。
 続いて、洞口さんが登壇、活動報告を行った。洞口さんは「無名の新人が初挑戦で上位当選することは区民をはじめ、全国の力なしには成し遂げられなかった」と感謝を述べた後、「多くの人たちと出会う選挙戦だった。その中で阿佐ヶ谷再開発をはじめ、区民が抱える問題を知り、向き合うことができた。先日、初会合があったが、田中区長は嫌そうな顔をしていた。議員にはさまざまな情報が集中してくる。この立場も使って、住民のみなさんと一緒に田中区政と徹底的に闘っていきたい。杉並の地域課題も、安倍政権が狙う改憲との闘いも一緒に取り組んでいきたい」と決意を語った。
 参加者からは、期待や祝福、激励、自らの抱負などが次々と出された。 河北病院で働く労働者は「河北病院労組は、2016年に提案された新人事制度に反対し、病院内で400筆の署名を集めて撤回させた。阿佐ヶ谷再開発問題も職場の声を集めてともに闘っていきたい」と語った。
 最後に、都革新事務局長の北島邦彦さんがまとめを提起し、「洞口さんと共に大きな運動を巻き起こしていこう」と集会を締めくくった。
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