ピンスポット 横芝光町で「辺野古」上映会 基地の暴力に衝撃 騒音下住民参加で盛況

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週刊『三里塚』02頁(1018号01面04)(2019/06/24)


ピンスポット
 横芝光町で「辺野古」上映会
 基地の暴力に衝撃
 騒音下住民参加で盛況


 6月8日、有志による実行委によって「SAVE HENOKO」の上映会が横芝光町で行われた。
 地元の横芝光町の住民を中心に約50人が集まり、会場から溢れんばかりの大盛況。参加者は、美しい沖縄の海で繰り広げられる暴力的な基地建設の光景に見入った。
 上映後、反対同盟の伊藤信晴さんの司会で、辺野古カヌー隊の責任者として海上阻止行動の先頭に立つ金治明(キムチミョン)さんの現地リポートと質疑が行われた。(写真
 金さんは、阻止行動の経過と背景を丁寧に説明し、1時間に及ぶ熱弁を振るった。そして、「誰もあきらめない。毎日毎日座り込みをして、1分1秒でも工事を止める行動でずっと闘い続けている」と締めくくった。
 上映実行委員会のひとりである全国農民会議共同代表の小川浩さんをはじめ、何人かの質疑応答を経て、最後に萩原富夫さんが「膨大な自然と生活を破壊し、戦争にもつながる第3滑走路建設や騒音被害と闘うことも、辺野古と連帯することだと思う」とまとめた。
 粘り強くあきらめずに闘う沖縄の思いと、騒音下住民の思いが通じ合った上映会だった。
(神部俊夫)

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