3・5婦人デー 婦人行動隊 宮本麻子さんの発言 女性の力で世界変えよう

週刊『三里塚』02頁(1107号01面03)(2023/03/22)


3・5婦人デー
 婦人行動隊 宮本麻子さんの発言
 女性の力で世界変えよう

(写真 宮本麻子さん)

(写真 3・5国際婦人デー闘争 杉並で 洞口朋子杉並区議を先頭に右翼はねのけデモ)


 国際婦人デーは女性労働者が労働者階級と女性の解放をかけて立ち上がる日です。ウクライナ戦争を今すぐ止めさせ、中国侵略戦争のための軍備増強をする岸田政権を打倒しましょう。
 三里塚では市東さんの農地の強制執行がなされ、権力と肉弾戦の攻防になりました。皆が帰った夜半になって数百の機動隊を繰り出し、鉄柵を引き、再結集した支援者を排除し、夜中には重機を運び入れ建物ややぐらの打ちこわしに入りました。婦人民主クラブの方もやぐらの前でスクラムを組み、女子学生が機動隊と対峙し、最前線で果敢に闘いました。NAAは、今まで強制的な手段はとらない、住民の意思を尊重するなどと言っていましたが、すべてウソです。今までと同じようにだまし討ちです。市東さんの作業小屋や皆で集まった離れはもうありません。とても悔しくこの暴挙を許すことはできません。
 しかし、市東さん、萩原さんは翌日から農作業を再開し、この地で農業を続けていくと力強く語っています。これは終わりでなく農業再建の始まりだと。農地死守の第2ラウンドの闘いに立ち上がっています。
 浜田防衛大臣が言う軍事空港づくりを許すわけにはいかない。今回の暴挙が反対運動をつぶすことが目的ならば、私たちは正義を貫き、農地死守・実力闘争でとことん闘おう。
 戦争は資本家と軍需産業を富ませ、労働者、民衆は賃金も低く、物価高で生活苦です。連合は自民党と連携し、労働者の立場ではない。動労千葉のように闘う労働者と連帯し、原発再稼働政策を許さず、原発絶対反対で闘いましょう。沖縄を基地にしてはならない。
 女性には力がある。ともに女性差別を打ち破り、世界を変えるため連帯して闘いましょう。
 3月26日は、芝山文化センターで芝山現地闘争があります。ぜひご参集ください。
 女性差別の元凶は資本主義です。私も沖縄、福島と連帯し、戦争反対、帝国主義打倒で、女性、労働者と共に闘います。

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