新版・現闘員奮闘中!日誌 市東農地決戦の先頭に立つ 「死の商人」を許すな 武器見本市を弾劾 三里塚現地闘争本部員 二川 光

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週刊『三里塚』02頁(1160号02面02)(2025/05/26)


新版・現闘員奮闘中!日誌
 市東農地決戦の先頭に立つ
 「死の商人」を許すな
 武器見本市を弾劾
 三里塚現地闘争本部員 二川 光

(写真 武器見本市会場前まで迫り徹底抗議【5月21日】)

 5月31日に公津の杜で開催する「琉球弧を戦場にするな」の映画上映会とデモ行進に向けて、駅頭街宣や会場周辺でのポスティング、飲食店でのポスター貼りなど日々動いています。最初は5000枚のビラを発注していましたが、追加で2000枚を発注し、公津の杜駅の周辺や離れた所の住宅地にもまいたので多くの人びとが目にしていると思います。自分も暇を見つけては飲食店にポスター貼りをお願いしてみたり、一人で駅頭街宣に立ったりしています。ポスティングもできるだけやるようにしています。
 三里塚現地での農作業の話に移りますが、萩原さんの畑ではさつま芋の苗を2種類植えました。家の前にある畑では「べにあずま」という品種の苗を奥の方の畑に植えました。もう一つの「シルクスイート」という品種は農楽まつりの終着点である清水の畑に植えています。「水平植え」や「船底植え」で植えました。
 船底植えとは、さつま芋の苗を水平に植える際に、苗の両端を少し浮かせて植えることで、乾燥や寒さに強く、収穫量も増えるというメリットがあるそうです。具体的には苗の真ん中を土の中に埋め、両端を少し浮かせてカーブを描くように植える方法です。
 水平植えとは、さつま芋の苗を地面に平行になるように、茎を地中に入れて、葉のみを地上に出す植え方です。この二つの方法で植えるとより多くの収量が見込めるそうです。植える際のポイントは最低、2節目まで土に入れて飛ばないように土を被せることです。苗が真っすぐだと上手く植えられるのですが曲がっていたりすると工夫が必要です。
 三里塚現地での闘いと一体で、「DSEI Japan2025」という武器見本市を弾劾する闘争に現地の仲間とともに参加しました。実際に海浜幕張駅南口広場で「武器見本市を粉砕しましょう」と呼びかけて、改憲・戦争阻止!大行進千葉のビラをまいていましたが私達の怒りで通行人からは大注目でした。開催テーマが「先進技術によるインド太平洋地域の安全保障の強化」というテーマで台湾や日本だけでなくフィリピンやインドネシアなど広範囲に及ぶ地域を対象とし、アメリカや日本が中心となって対中国への侵略戦争準備を徹底的に推し進めている地域です。途中、ビラをビリビリに破いたりする輩もいましたが、大注目の中で集会とデモをやりきりました。
 三里塚現地の闘いの高揚と武器見本市粉砕闘争の高揚を更に拡大させていくため、6月4日フィールドワークを闘いぬきます。
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