7・25団結街道裁判判決に駆けつけよう
週刊『三里塚』02頁(1163号01面02)(2025/07/14)
7・25団結街道裁判判決に駆けつけよう
千葉地裁で15年に渡って闘われてきた団結街道裁判が7月25日、判決を迎える。
2016年6月、3本目の誘導路建設のために市東さんの自宅と南台農地を直線でつないでいた団結街道(成田市道)が機動隊の暴力を使って封鎖された。住民が現に使用している道路を廃道にした例は成田市の歴史において一つもない。にもかかわらず小泉一成市長は議会の承認も得ず独断で決定・強行し、一坪あたり1万円以下の格安でNAAに売り渡した。
この違法な廃道処分の取り消し、妨害物の撤去を求め反対同盟が提訴したのが団結街道裁判だ。
市東さんはこの封鎖によって交通量の多い危険な道を通ることを余儀なくされ、3倍の距離を4倍の時間をかけなければ畑に行けなくなった。
また封鎖の前月には廃道告知看板の設置に市東さんが抗議したことをもって、NAAは警察に被害届を出し、逮捕させ、満期の勾留を強いた。
市東さんの生活と営農を破壊し、追い出すことのみを目的とした行政・NAAが一体となった暴挙こそが裁かれなくてはならない。
不当判決を絶対に許さないという怒りで裁判所包囲しよう。傍聴に駆けつけよう。
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三里塚闘争裁判日程
◎団結街道裁判
7月25日(金)
午後2時開廷 判決 千葉地裁