三芝百景 三里塚現地日誌2025 6月24日(火)~7月7日(月)
週刊『三里塚』02頁(1163号02面05)(2025/07/14)
三芝百景 三里塚現地日誌2025
6月24日(火)~7月7日(月)
●国交省は2040年頃に航空管制の指示をデジタル通信で伝えモニターに表示する「空のカーナビ」を操縦席に設置する長期計画を発表した。(24日)
●支援連が京成成田駅前で7・6農楽まつりへの参加を呼びかける情宣に立った。(25日)
●NAAが5月の空港運用状況を発表。全体の発着回数は前年同月比3%増の2万1215回。貨物便は同4%減。国内線は13%減だった。旅客数全体は同7%増の348万人。国際線が同11%増の287万人だったが、国内線は9%減。(26日)
●千葉県は、6月10日に県全域が国家戦略特区に指定されたことを受け、庁内の各部局本部会議の初会合を開いた。県は、規制緩和の要望を集約し、産業拠点形成、民間投資の呼び込みを加速させるとし、熊谷俊人知事は「千葉県は日本の縮図としてさまざまな分野の投資の環境が整っている」とうそぶいた。(27日)
●熱田派が千葉地裁による空港敷地内の建物の撤去と一坪共有地の土地の明け渡しを命じる16日の判決を不服とし、控訴した。翌日、同派は芝山町の空港拡張予定地をデモ行進した。(28~29日)
●上海発成田行きスプリング・ジャパン4便B737‐807型機が九州上空を飛行中に機内与圧システムにトラブルが発生。機長は緊急事態を宣言し、関空に緊急着陸した。このトラブルを受け、同社は同日の成田―広島、成田―天津、成田―上海線各便の欠航と翌日の成田―寧波線の欠航を通知した。(30日)
●JALが26年夏までに航空貨物の搬送に無人搬送車(AGV)を導入すると報じられた。成田ではフォークリフト約100台のうちの10台程度をAGVに。さらに、航空貨物を積んだパレットから自動で荷物を降ろすロボットも導入するという。ANAはすでに24年10月から新貨物倉庫を稼働。AGV60台を導入している。(5日)
●3回目となる農楽まつりが萩原さんの清水の畑で開かれ、120人が集まった。まつりに先立ち、市東さんの南台農地から萩原さんの畑までデモ行進を行った。(6日)
●千葉地裁民事第3部(岡山忠広裁判長)で空港拡張差し止め裁判が開かれた。(8日)