新版・現闘員奮闘中!日誌 市東農地決戦の先頭に立つ 中国侵略戦争阻止 許せぬ国家安保戦略 三里塚現地闘争本部員 平井雅也

週刊『三里塚』02頁(1175号02面04)(2026/01/12)


新版・現闘員奮闘中!日誌
 市東農地決戦の先頭に立つ
 中国侵略戦争阻止
 許せぬ国家安保戦略
 三里塚現地闘争本部員 平井雅也

(写真 220人が結集した昨年の12・23新宿反戦デモ)

 年末から旗開きまで、2週間ほど援農はお休みでした。昨年中は寒さはまだ厳しくなく、手先が霜焼けになるといったこともなく年を越しました。1月2日の夜は三里塚でも雪が降り、いくらか積もりました。翌日はよく晴れたので一日でかなりとけてしまいましたけれども、畑の野菜たちは大丈夫でしょうかね。これから先、朝は氷点下の日がずっと続きます。野菜ともども、がんばって寒さを乗り切っていきたいと思います。
 今年2026年は、米日帝国主義による中国侵略戦争を許してしまうのか、それとも戦争の元凶である帝国主義を打ち倒すのかの歴史の岐路に立つ年となります。「メイク・アメリカ・グレート・アゲイン」と、今や偉大ではないことを議論の余地もない前提としてそこから巻き返していくことを掲げたトランプの全政策は、その核心に中国侵略戦争が据えられています。
 昨年12月に公表された米国家安全保障戦略(NSS)では、「台湾を奪取するいかなる試みも阻止する」としています。この表現からして「台湾はわれわれのものだ」ということが臆面もなく言われているわけで、当然にも中国スターリン主義の激甚な反応を呼び起こしています。
 そもそも日清戦争で日本が中国から台湾を奪取して半世紀に及ぶ植民地支配を続け、1949年の中国革命後も今度は米帝が台湾の宗主国然として今日に至るこの「現状」自体、守られるべきものでは全くありません。中国に対する排外主義的扇動として「一方的な現状変更の試み」などと言われますが、ウクライナ戦争やガザ虐殺をめぐって試みどころか現に一方的に現状変更してきたのは米帝をはじめとした帝国主義の方ではないか。もとより「現状」そのものに帝国主義の政治が貫かれており、したがってこれにもとづく戦争は帝国主義戦争なのだということを突き出していく暴露・批判が求められているのではないかと思います。
 そうした意味では、かつての中国侵略戦争の歴史を学ぶことは単なるアナロジーではなく絶対に必要なことです。トランプや高市による言説が古典的なまでの帝国主義侵略戦争の主張となってきている昨今において、血債にかけて再びの侵略戦争を繰り返さないことを労働者階級人民に呼びかけていくことが決定的です。そのことは、私たちが本当に真剣にこの立場に立つほど扇動としても有効なものになっていくに違いないと思います。
 三里塚闘争もこうした中で決戦局面に入っていきます。耕作権裁判の控訴審が今年の半ば頃に始まる見込みです。千葉地裁判決で仮執行宣言をつけることを断念させたように、何よりも階級的な力関係で勝負を決するものとなります。耕作権裁判勝利へ向けて、敵を圧倒する陣形をつくっていきましょう。
 同時にまた、昨年5月の機能強化「本格着工」以来、粘り強い闘いが続いています。「軒先工事」の圧力に屈せず、住民が買収を拒み、用地取得が完全に行き詰っています。
 全国で指定されている40の特定利用空港・港湾とともに、それに指定はされていないけれどもむしろ別格の扱いで成田空港は軍事利用を前提とした軍事空港建設そのものとして拡張工事が行われています。
 反戦闘争として闘われてきた三里塚闘争の真価が今こそ発揮される時です。中国侵略戦争阻止の闘いに全国の仲間とともに全力で決起していきたいと思います。
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