新版・現闘員奮闘中!日誌 市東農地決戦の先頭に立つ 援農に駆け付けよう 端境期の野菜たち 三里塚現地闘争本部員 平井雅也

週刊『三里塚』02頁(1183号02面03)(2026/05/11)


新版・現闘員奮闘中!日誌
 市東農地決戦の先頭に立つ
 援農に駆け付けよう
 端境期の野菜たち
 三里塚現地闘争本部員 平井雅也

(写真 「2026憲法大集会」参加者に成田拡張反対署名を訴え【5月3日】)

 産直の出荷は、4月が端境期。半ばころに底を迎え、4~5品目に。貯蔵しておいたのを順次出荷していた里芋やさつま芋など芋類はすべて終了となり、収穫適期を過ぎても畑に植わったままにしておける期間が長い人参もついにトウ立ちのため固くなり、ネギもネギ坊主だらけになって出荷できなくなりました。
 寒さがゆるんでから育ってきた葉物野菜などがこのタイミングで収穫時期を迎えられればいいのですが、大体は少し間が空いてしまいます。春大根やほうれん草が4月上旬から出せたので、何とか最低限の品目数は維持できました。
 4月も下旬になって、葉物類はルッコラ、春菊、小松菜、チンゲン菜と次々と登場し、ラディッシュも出始めました。これらはそれぞれ短期間で終了し、時期をずらして作付けしたものが代わって登場していきます。
 豆類はスナップエンドウが最盛期を迎えています。空豆がこの後を継ぐ予定です。
 玉ねぎは、早生(わせ)の品種をサラダ玉ねぎとして出しました。
 これらの収穫作業と並んで、夏野菜の作付けも続々と行っています。市東さん宅では、3月上旬にトウモロコシの種まき、下旬にショウガと里芋の植え付けとモロッコインゲンの種まき、4月中旬にサニーレタス、玉レタス、ズッキーニ、なす、ピーマン、シシトウ、かぼちゃの苗植え、24日にはオクラ、キャベツ、きゅうり、セロリの苗植えを行いました。
 暖かくなるにつれ、トンネル(ビニールハウスのミニ版)を片づけたり、保温用の不織布をはがしたり、マルチをはがしたりしました。
 このところ、もう梅雨時期よりも雨が降ったのではないかというくらい雨が多く、風が強い日も多いです。前記の夏野菜の類は若いうちに風雨でポッキリ折れてダメになりやすいので、脇に支柱を立ててひもで緩く8の字結びで縛って、風で振られないようにします。
 3月下旬に植え付けた里芋が芽を出してきました。けっこう日にちがかかりましたが、最近流行り始めているらしい逆さ植えをしたからです。その名のとおり通常の逆さの向きで植える作付け方法です。芽が出る方を下にして深めに植え付けます。一番下から芽が伸びて地上をめざすわけですから、地上に芽が出るのは通常より半月ほど遅れます。逆境でも生き延びるためにド根性で頑張っちゃうらしく、立派に育って収穫量も多いのだそうです。何と言うか…意地悪してゴメンね。
 この時期には芽出しという作業が必要となります。マルチの穴のところに芽が出てきてくれればいいのですが、別のところに芽が出てマルチを突き上げることも多いのです。そのため、穴を広げて芽をマルチの外に出してあげます。これをしないと熱がこもったマルチの中で芽が焼けてしまいます。逆さ植えをしているので、通常植えよりもあさっての方向に芽を出していたりします。マルチを突き破って自力で芽出しをしちゃってるのも珍しくなく、すでにたくましさの片りんを見せています。今年の収穫が楽しみです。
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