新版・現闘員奮闘中!日誌 市東農地決戦の先頭に立つ 反戦闘争の爆発を 吹き荒れる風に向け 三里塚現地闘争本部員 平井雅也
週刊『三里塚』02頁(1185号02面02)(2026/06/08)
新版・現闘員奮闘中!日誌
市東農地決戦の先頭に立つ
反戦闘争の爆発を
吹き荒れる風に向け
三里塚現地闘争本部員 平井雅也

(写真 辺野古で座り込み【5月18日】)
6月1日現在の予報では、台風6号の影響は三里塚現地でも結構ありそうです。乾燥が続いているのでまとまった雨は欲しいところですが、ほどほどに願いたいですし、風の方はまったくもって不要です。
「台風」って言葉は中国語の「颱風」に由来しています。「颱」の一字で「台湾付近で吹く強い風」といった意味を持っているようです。
自然現象の台風は止められませんが(気候変動の次元のことはひとまず別)、いま台湾をめぐって吹き荒れようとしている戦争は、絶対に阻止しなければなりません。5月沖縄闘争の報告を聞いて思い起こされたのは、沖縄戦での「鉄の暴風」と呼ばれた米軍の艦砲射撃や空襲でした。中国侵略戦争を止めることができなければ、そのような戦場に台湾はもとより中国本土も沖縄をはじめとした日本もたたき込まれます。それはすでにイラン侵略戦争として開始されています。あの破壊と殺りくこそが帝国主義による侵略戦争なのです。戦争の元凶である帝国主義を、イラン人民や中国人民と連帯して、何としてもぶっ倒しましょう。
さらに風がらみでもう一つ。「東風は西風を圧倒する」というのは毛沢東が1957年にモスクワを訪問した時の言葉。これには続きがあって、毛沢東は「戦争が始まればどれだけの人が死ぬか考えてみよう。…私が言いたいのは、たとえ最悪のケースで半分死んだとしても、半分は生き残るということだ。しかし、帝国主義は抹殺され、この正解はすべて社会主義になるだろう」と言っています。これにちなんで弾道ミサイルの「東風」の名があるわけで、帝国主義の侵略戦争に戦争反対を対置しないどころか、スターリン主義の側からもミサイルを撃って人類の半分が死んでも構わないというのがスターリン主義の反革命としての本性なのです。帝国主義とスターリン主義をもろともに打倒することのみが、世界戦争を回避することができるただ一つの道です。
いよいよ6・14全国闘争の意義が絶大なものになってきました。米帝の侵略戦争に深々とかかわっているこの日本においてこそ、反戦の闘いを巻き起こすことが求められています。同時にまた、日本における反戦闘争の爆発こそが米帝の侵略戦争を現実に止める力となります。すでに万単位の人々が国会前に決起するなど、闘いの気運は高まっています。「トランプ・高市たおせ!」とストレートに訴えて、6・14首相官邸大デモを組織していきましょう。
また、6・21農楽まつりは三里塚60周年闘争です。ベトナム戦争の真っただ中で米軍のチャーター機であふれていた羽田空港を視察した反対同盟は、当初から軍事空港建設反対を掲げて、三里塚闘争は反戦の砦となりました。再びの強制収用の策動は戦時における国家による土地強奪の先取りであり、「農地死守・実力闘争」「一切の話し合い拒否」は戦争に突き進む国家権力と非和解的に闘いぬく闘争原則として貫かれてきました。勝利の60年の地平に立って、強制収用粉砕へ、そして耕作権裁判控訴審勝利へ、闘いの陣形を打ち固めていきましょう。