北総の空の下で 強制収用反対署名を 10・11集会
週刊『三里塚』02頁(1194号02面05)(2026/10/26)
北総の空の下で
強制収用反対署名を 10・11集会
10月に入って、さわやかな秋晴れの日が多くなりました。37日間一日のどこかで雨が降っていた9月のトンネルを抜けて振り返れば「本格的な梅雨から短い猛暑、記録的長雨から一気に秋」。当面産直ケースの品ぞろえに苦労する日々が続きそうです。それでも今年初めて本格的に作付けした萩原さんの近江生姜が好評だったこと、連作を避けるため一か八か灌水(かんすい)できない畑に作付けした市東さんの人参が雨に救われ順調に育つ等いい話題も。年末まで遅れを取り戻しながらの農作業が続きます。
好天に恵まれた10・11全国集会は、60年国策と闘ってきた反対同盟を結集軸として、戦争と分断の時代に抗する労働者農民の戦闘宣言の場になりました。市東さん、萩原さん等反対派の農地と宅地を避ける苦肉の策として第3滑走路を立ち上げたのに、集団移転した農家が再移転を拒否して声を上げたことで情勢は大きく動きました。市東さんが「1億8千万より1本百円の大根を作る」と鮮烈に登場したように、目先の利害より温暖化から未来を守ろうとする農民が現れ、空港会社は強制収用を持ち出して脅しで屈服を迫る暴挙に出たのです。騒音と闘う周辺住民が合流して強制収用反対の緊急署名が呼びかけられ反対同盟からも全国に発信されました。
労農連帯をかけて11・1労働者集会を、侵略と排外を許さない実力行動として11・22を全力で闘う過程で、強制収用阻止の大運動を!
北里一枝