2009年2月14日00:07

2・11ヒロシマ教育労働者団結集会かちとる

 東京から米山良江さん(不起立処分・非常勤教諭採用取り消し)を招いて「生きさせろ!ゼネストへ 09春闘を不起立闘争で闘おう 2・11ヒロシマ教育労働者団結集会」が行われた。米山さんは、03年10・23以来の闘いを振り返り、「都教委は不起立をゼロにしたかった。私たちは勝利している」と勝利宣言を発し「闘う私たちこそ日教組」だと体制内を弾劾し、分岐をつくりだすことを訴えた。圧巻は、6人の教育労働者が並んで発した不起立宣言。40秒のストライキを断固闘うことが宣言された。「一緒に不起立してほしい。今後かりに組合の統制処分になっても、一緒に闘ってほしい」と会場の仲間にも熱烈にアピールし、文字どおりの「団結集会」となった。
写真は不起立宣言の教育労働者が壇上に並び元気に「団結がんばろう」

 基調提起は広教組の青年労働者。「管理職と体制内組合執行部の言うことは同じ。すべて労働者を賃金奴隷に縛り付ける鎖だ。現体制を改良して何とかなるという人もいる。自分たちから搾取する資本家を生きながらえさせるのか?すべての怒りを資本へ。隣の労働者は信じて!信じて!信じまくろう!!」と09不起立闘争への呼びかけが発せられた。
 最後に女性の教育労働者が「これまで不起立をストライキと考えたことがなかったが、今年は日頃の怒りをもってストライキとして不起立をしたい」と決意を述べ、団結がんばろうの音頭をとった。
 折りしも2月21~23日は広島で日教組全国教研が行われる。根津公子さんと町田教組のレポートが昨年に引き続き排除され、参加IDカードさえ発行されないという許しがたい状況だ。広教組本部は「不規則発言等をしない・会場内外でビラ配布をしない・組合の指示に従う」との誓約書を提出しなければ全国教研参加IDカードを発行しないと言っている。いかに不起立闘争を恐れ、現場組合員の怒りを恐れているかということだ。腐りきった体制内執行部の裏切りを暴き、全国の現場組合員の怒りで打倒しよう。
 09不起立闘争は教育労働者の「生きさせろ!」ゼネストの闘いそのものであり、道州制・教育民営化攻撃を吹き飛ばす闘いだ。そしてアーリーンさんら米教育労働者の募兵官拒否闘争と結合した今、プロレタリア世界革命の号砲となる闘いである。すべての鎖を引きちぎる闘いとして、09不起立闘争・「生きさせろ!」ゼネストを闘おう!(広島S・K)
広島市西区民文化センター大会議室に100人が集まった

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